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2023年06月10日

『ヤマノススメ Next Summit』の鑑賞後にセカンドシーズンとサードシーズンを視聴してみた

2023年4月のアニメ新番組の放送が始まって2カ月が経過した。今もDMR-BZT9600のUSB外付けHDDの空きを作ろうと標準DRで昔録画したアニメを観て消そうとせっせと消化している。

『ヤマノススメ Next Summit (2022年10月放送)』は毎週しっかり視聴したのにHDDの中には『ヤマノススメ セカンドシーズン (2014年7月放送)』と『ヤマノススメ サードシーズン (2018年7月放送)』が積録されたままだったので視聴した。15分番組なので一気見し易いので助かる。

セカンドシーズンは新13合目と20合目が面白い。

新13合目「不思議なホタルの物語」は幼い頃遭遇してひなたのトラウマになっているホタル妖怪の正体がじつはここなだったというオチは予想できても笑える展開だ。

20合目「ここなの飯能大冒険」はここなが誕生日の贈り物の登山靴を履いて飯能を散策する話で同じコースを歩く聖地巡礼が楽しめそうだ。

サードシーズンは第2話と第5話が記憶に残った。

第2話「登山靴ってすごいの?」ではあおいが登山靴を買いに行き店長から解けない靴紐の結び方を教わる。私も普通に歩いていても靴紐が解けることがあるのでこれは良いことを教わった。

アニメで見ただけでは分からなかったので調べてみると「イアン・ノット」「イアン・セキュア・ノット」「ベルルッティ結び」の3種類あるのでそれぞれ試してみた。通常の蝶結びをもう1回廻すだけの「ベルルッティ結び」が分かり易くこれで結ぶと確かに解けなくて快適だ。

参考:”簡単”なのに”ほどけない”!覚えておきたい3つの靴紐の結び方【動画付き】
 https://yamahack.com/2404 


第5話「思い出を写そう!」ではあおい達4人が群馬のロックハート城にてプリンセスドレス体験をし、お互いの写真撮影を楽しむ姿が描かれている。

こんな魅力的な撮影場所はないと思える観光地だが上越新幹線を使っても3時間弱6,660円も掛かるとは行くのも大変だ。特に被写体がいないのでは行く理由もないし…。(^_^;;

この回ではひなたから「フラッシュを使わないの?」と尋ねられた黒崎ほのかが愛用のFUJI X100Sについて「レンズは開放F2と明るくシャッタースピードが稼げてISOも上げずに済むしRAWでも撮影しているからあとで露出やWBを調整できるから…」とカメラ女子会話を始めてしまい3人が付いて行けなくなる場面が面白かった。

参考:ロックハート城 プリンセスドレス体験
 https://lockheart.info/princess/ 


『ヤマノススメ Next Summit (2022年10月放送)』では「#03 都内で登山!?」ではあおいとひなたの2人が池袋で買い物の後都内にある愛宕山に登る。都内でも聖地巡りが出来るのであれば機会を見て行ってみたいものだ。

あとは番組内CMで知ったYMAPアプリをインストールして登山気分を味わうことにしよう。

2023年06月09日

追加情報を得たので6月から8月の気になるイベントをまとめてみた

Google Discoverがお勧めしてきたイベントを含め追加情報を得たので気になるイベントをまとめておこう。

PHOTONEXT2023 フォトグラファーズ&フォトビジネスフェア
 23/06/06(火)10:00〜18:00 06/07(水)10:00〜17:00
 パシフィコ横浜Bホール
 入場無料 事前登録不要
 http://www.photonext.jp/

プロ向けのイベントがあるとは知らなった。アマチュアではあるが来年は行ってみよう。

【初心者〜中級者向け】ストロボで美しく撮る!ポートレートライティングセミナー(野外編)
 23/06/10(土) 10:15〜15:00 講師『写真家・山田愼二』
 代々木公園(渋谷区代々木神園町2−1)
 チケット 1部+2部:19,800円
 https://peatix.com/event/3595512

野外ではあるが週間予報では6/10(土)は雨のち曇りとなっている。

【初心者〜中級者向け】ストロボで美しく撮る!ポートレートライティングセミナー(スタジオ編)
 23/06/17(土) 09:45〜16:30 講師『写真家・山田愼二』
 ニッシンジャパン/スタジオ1(東京都杉並区高円寺北1-17-5)
 チケット 1部+2部+3部:18,700円
 https://peatix.com/event/3600542

一度プロからライティングテクニックを学びたいと思ってはいるがまだ迷っている。

「近代麻雀水着祭2023」
 23/06/24(土)、06/25(日) 09:00〜16:40
 しらこばと水上公園(埼玉県越谷市小曽川985)
 チケット 通しチケット 36,000円 (優先入場・限定数)
 https://kinma.jp/#syosai

プールで撮影とは梅雨時になかなかリスキーな撮影会だ。当日雨天の場合かなりハードな会になりそうだ。

第2回 資産運用EXPO夏
 23/07/07(金)〜07/09(日)9:30〜17:00
 東京ビッグサイト西1・2ホール
 事前登録者無料
 https://www.am-expo.jp/tokyo-2/ja-jp.html

80本のセミナーが無料とのこと。残念ながら7/8(土)と7/9(日)は他のイベントと被っている。

DinoScience 恐竜科学博 2023@TOKYO MIDTOWN
 23/07/21(金)〜09/12(火)9:00〜21:00 [※毎日18:00〜21:00照明演出などが変わるナイトミュージアム開催]
 東京ミッドタウン・ホール(東京メトロ日比谷線:六本木駅 地下通路にて直結)
 平日限定チケット 通常:一般2,800円
 https://www.asoview.com/base/160050/

ナイトミュージアムでどの程度雰囲気が変わるのか気になる。

世界コスプレサミット2023
 23/08/05(土)・08/06(日)  受付開始10:00〜20:00
 オアシス21(メイン会場・ライブステージ)(愛知県名古屋市東区東桜1丁目11-1)
 カメラ参加 2日通し券 5,000円(税込)/2日通し
 https://worldcosplaysummit.jp/infomation/access

興味はあるが名古屋まで泊まり掛けで出かける気力は無い。

以上、行動制限がなくなり参加を迷う程イベントが増えたのは良いことだ。

2023年06月08日

アップル社の「Apple Vision Pro」がホームシアターを身近にする可能性はあるか!?

23/06/06(火)に開催されたアップルの年次開発者会議「WWDC 2023」で「Apple Vision Pro」が発表された。米国では2024年前半に3,499ドルで発売予定だ。現在のドル円レートで計算すると50万円前後になる。

価格は高いしVRゲームをプレイしない私には関係ないガジェットと思っていたが体験レポートを読むとこれはAV Phileにとってかなり革新的な製品ではないかと思えてきた。

参考:Apple Vision Pro「やばい」。掛け値なしに驚きの体験、実機レポート
 https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/rt/1506778.html 


参考:「Apple Vision Pro」を先行体験! かぶって分かった上質のデジタル体験
 https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2306/06/news208.html 


マイクロOLED搭載で片目の解像度は4Kを超えると言う。しかも空間オーディオに対応している。もしも「Vision Pro」がHDMI入力に対応しドルビーアトモス音声のデコードが出来れば大型LEDテレビ、AVアンプ、マルチチャンネルスピーカーを用意せずにUHD BDソフトを大画面大音量で鑑賞できるかもしれない。

自分が撮影した写真や動画の再生もかなりリアルに楽しめそうだし、そう考えると50万円という価格は破格の安さとも言える。実際発売当初はApple TVの配信サービスしか楽しめないだろうが、もしもサードパーティからBD/UHD BD再生用アダプターが発売されたらもうこれ1台で十分となりそうだ。

ウォークマンが音楽再生のライフスタイルを変革したのと同じことが映像再生でも起きる可能性がある。こうなるとスマホに駆逐されたコンパクトデジカメの様に今でもマーケットが縮小しているプロジェクター、AVアンプ、マルチチャンネル用スピーカーが数年後には絶滅に追い込まれるリスクも検討する必要がある。逆に3D映像もサポートしているから今や絶滅危惧フォーマットの3D BD映画は息を吹き返すかもしれない。

今後AVアンプは「Apple Vision Pro」接続端子必須になる可能性は高いし、ステレオアンプにも同様の端子がHDMI端子と一緒に搭載されるような気がする。

参考:アップル製品のヘビーユーザーでVRユーザーでもある筆者は「Vision Pro」のココが気になった!
 https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/review/iphonetips/1506836.html 


AV Phile用汎用ディスプレイとして使えるのであれば、空間コンピューターのアプリ利用やVRゲームも楽しめるガジェットとして2024年に購入を検討したいハードの1台になりそうだ。

2023年06月07日

23/06/09(金)キヤノン「ENJOY RF LENS キャッシュバックキャンペーン」開始!

キヤノン株式会社が23/06/09(金)から「ENJOY RF LENS キャッシュバックキャンペーン」を始める。2018/10/25にEOS Rシステム発売を記念した5周年感謝祭ということだ。

EOS R8、R50、R100とエントリー向けのカメラボディの新製品を続けざまに発売していてRFマウント交換レンズへのニーズも高くなっているから大変良いタイミングだ。

コロナ禍の移動制限もなくなりカメラの購入意欲も高くなっているしサプライチェーン混乱も収まりつつあり売るべきレンズの在庫も揃っているのだから本当にこの時期に市場を攻めない理由はない。

オマケにキヤノンは純正レンズしかなく高価と言うイメージが付いているのでキャッシュバックで払拭する必要もあるだろう。

参考:ENJOY RF LENS キャッシュバックキャンペーン
 https://cweb.canon.jp/eos/campaign/rf-summer2023/ 


ソニーEマウントユーザーとして関係ないキャンペーンではあるがまだ手元には19/03/14(木)購入のCanon EOS RP GOLD+RF24-105mm F4 L IS USM+430EX III-RTがあり欲しいと思うレンズがある。

今までは「RF28-70mm F2 L USM」が欲しいと思っていたが、大口径単焦点レンズの方が扱い易いと思うので今は「RF85mm F1.2 L USM」が気になって仕方ない。

参考:RF85mm F1.2 L USM 概要
 https://cweb.canon.jp/eos/rf/lineup/rf85-f12l/ 


キヤノンオンラインショップでは税込412,500円だが10%OFFクーポンを使えば371,250円となり2万円のキャッシュバックで351,250円だ。

EOS RP GOLDにはボディ内手振れ補正機構はないが今しばらくこのレンズと組み合わせで撮影するのも楽しそうだ。フィルター径が82mmとタムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXDと同じなので共有可能なのも助かる。

この物欲を押さえるには早くソニーが「FE 85mm F1.4 GM」の後継モデルを発売してくれるしかない。対象購入期間が23/10/10(火)までなのでそれまで発表を楽しみに待つことにしよう。

2023年06月06日

2016年4月放送『甲鉄城のカバネリ』を視聴した感想は要素盛り込み過ぎて展開が速過ぎ!?

2023年4月のアニメ新番組の放送が始まって2カ月が経過した。今もDMR-BZT9600のUSB外付けHDDの空きを作ろうと標準DRで昔録画したアニメを観て消そうとせっせと消化している。

参考:GATE 自衛隊 彼の地にて 斯く戦えり
 http://www.gate-anime.com/character/index.html 


『GATE 自衛隊 彼の地にて 斯く戦えり (2016年1月放送)』は第18話から最終回まで一気に視聴した。伊丹二等陸尉達の炎龍退治後、帝国ではゾルザル王子によるクーデターが発生し日本国との和睦を画策している帝国貴族シェリーたちに危機が迫る。ついに彼らを救出しようと自衛隊が出動し…というストーリーだ。

ついに自衛隊員柳田が死亡か…と思ったら刺客デリラと恋仲になるし相変わらず主人公補正が強力だ。ただ話の中では第1話で帝国の捕虜となった日本国民の男性一人は奴隷にされ鉱山工事中に事故死したという報告はあった。

伊丹二等陸尉の活躍もありクーデターは失敗し王子とテューレ一味は逃亡し一応のハッピーエンドとなった。悪役を退治して気分スッキリという展開にならなかったのはある意味リアルではあるが爽快感はない。

伊丹二等陸尉を囲む3人のヒロイン、テュカ、レレイ、ロゥリィのタイプは見事に異なり魅力的で物語に花を添えてくれる。続きが気になるのだがアニメ3期は「マダー」なのだろうか?

参考:甲鉄城のカバネリ
 https://kabaneri.com/tv/introduction/ 


続いて『甲鉄城のカバネリ (2016年4月放送)』を視聴した。オリジナルアニメで美樹本晴彦の魅力的なキャラに素晴らしい作画と美麗なCGで面白いのだが『進撃の巨人』の大ヒットを見て企画を立ち上げたと思われる世界感が「おしい」という感想になる。

江戸時代から近代になった日ノ本国にカバネ化の病が発生し人間は駅と呼ばれる城壁に囲まれた城内で生活していた。それら各駅間を装甲蒸気機関車が走り物資を輸送する。妹をカバネに殺された生駒は蒸気鍛冶の仕事をしながら対カバネ筒を開発していた。機関車事故から生駒が住む城内にカバネ達が流れ込み…と物語が始まる。

アニメのクオリティは高いのに中世欧州に出現する巨人が近代江戸に出るゾンビに変わっただけに見える。一般避難民を汽車に乗せてのカバネ戦闘はガンダムのホワイトベースかマクロスのマクロス艦に思えてしまう。

1匹のカバネがコアになりカバネ達が巨大なカバネになり城の大門を破壊する展開はもう進撃の超大型巨人の役割そのものだ。アニメを観過ぎると既視感に襲われ素直に楽しめないのは不幸な病だとは言えこの展開は残念だ。

カバネに噛まれるとすぐにウイルスが全身に感染しカバネ化するという設定だが、生駒は自ら脳への感染を防ぎ肉体は不死のカバネリとなる。この為カバネに噛まれても問題ないと言う設定はカバネの怖さを薄めカバネの大群だけのモブ敵に成り下がってしまう。

もう1人のカバネリ無名も戦闘力は高いが一定時間活動すると眠気に襲われると言う弱点設定がありながら後半には活かされていない。

味方の武士たちもカバネの血に魅かれるといった性質を利用せずひたすら鉄砲を撃つだけと戦術がないのでアクションを見せるだけの単調な戦闘になっている。お陰で一般民衆があっさり犠牲になり大勢が死に過ぎる。

後半には無名をカバネリとしながら彼女から兄さまと慕われている将軍の第一子美馬が登場する。彼は自分を戦場で見捨てた父に復讐を誓い、画策して次々と駅をカバネ達に陥落させついに本陣まで乗り込む展開となる。

何故父が息子を見捨てたのかと言う理由は美馬の「父は臆病者」という台詞だけで説明され復讐劇の動機として弱いと感じる。彼もカバネリ化しているようだがカバネウイルスの解析がそこまで出来ているのであれば生身の人間を武士として動員する必要は無いだろう。

OPアニメもCGで美麗かつ格好良く仕上がっている。楽曲の頭に生駒の台詞「俺はカバネリだ!」が入っているのは赤胴鈴之助のOPを思い出す。

『キングダム』の様にもっと攻城戦を丁寧に描き生駒達の装甲蒸気機関車が無事次の駅に到着し一般避難民を送り届けると言った話だけでも十分面白い作品になったと思える。多くの要素を盛り込み過ぎてテンポ良く話を進めるのに注力しているのが「もったいない」オリジナル作品だ。

2023年06月05日

プロローグは予想以上に高く付いたガス料金の銀行振替金不足のお話

ガス使用料金を少しでも抑えようと口座振替銀行の残高不足を切掛けにガス会社の乗り換えを検討したお話は「おしまい」の筈だったがまだ続きがあった。これまでのお話は以下の通りだ。

23/03/16(木)口座振替銀行の残高が2,652円になった。
4/04(火)東彩ガスから引き落とせなかった2月分ガス代のコンビニ用料金振込用紙が届いた。
4/05(水)コンビニで15,507円を支払い、年間で数千円安くなる東京ガスに切り替えようとWEBから申し込んだ。
4/14(金)東京ガスから「ガス料金等クレジットカード払い申込書」が届いた。
4/16(日)東彩ガス協力会社の営業員さんが引き留めに来て"バリュ暖"割引で再度契約した。
4/21(金)東彩ガスからSMS「口座、クレジット払いのご登録」が届いたので登録した。東京ガスから「ガス契約内容のお知らせ」も届いた。
5/01(金)東京ガスから「ガスライフ安心読本(保存版)」が届いた。
5/02(土)東京ガス広域お客様センターに電話し契約取り消しになっていることを確認した。
5/05(金)東彩ガスから引き落とせなかった3月分ガス代のコンビニ用料金振込用紙が届いたので支払った。

これで全て「おしまい」になったと思ったらエピローグがあった。

5/23(火)東京ガスの営業員さんから再度乗換案内の訪問があった。
5/24(水)東彩ガスの「マイニチガス」アプリから4月分「請求金額確定」通知があった。

参考:遅収料金
 https://www.hngas.co.jp/charge.html 


アプリで総合料金明細を確認すると「支払い方法:クレジット」となっているのに金額内訳に「遅収延滞金」が加算されている。これは何かと思ったら"早収料金に3%を割り増しした料金を翌月以降に加算"されたものと分かった。

2月分は振込票発行手数料330円+遅収延滞金455円、3月分は330円+176円と合計1,291円も余分に支払うと気づいた。さっさとアプリを使用し支払い方法を切り替えなかったことと、念のためATMで口座に入金しておけば良かったと再度後悔するのだった。

毎月の公共料金の支払いを自転車操業するようになるとこの様な無駄な出費で一層金繰りに苦労する様になるのだと実感するお話だ。今度こそガス乗換は「おしまい!」で6月からの支払いは無事通常運転になるが2度とこんなことにならないように毎月総合料金明細の確認は行うことにしよう。

2023年06月04日

国立科学博物館の企画展「科博の標本・資料でたどる日本の哺乳類学の軌跡」も見学した

特別展「恐竜博2023」見学後ひと休みして国立科学博物館常設展見学を始めた。まず日本館の地下1階の全球型映像施設「シアター36○」の11:30上映時間間近だったので視聴した。5月は「人類の旅 −ホモ・サピエンス(新人)の拡散と創造の歩み-」というプログラムだ。

2月のプログラムに比べ明るく視点移動の多い内容だったので浮遊感が味わえる楽しい映像だった。おまけに学生達が国立科学博物館の見学授業だったらしく女子学生達の素直に驚く反応が微笑ましかった。

この後日本館の企画展「科博の標本・資料でたどる日本の哺乳類学の軌跡」も見学した。剥製から毛皮、骨格にホルマリン付け標本まで展示されておりBS4K『ダークサイドミステリー』で放送された「あなたの隣の連続殺人鬼〜ジェフリー・ダーマー 孤独の幻想〜」の子供時代の危ない趣味を思い出した。

参考:「あなたの隣の連続殺人鬼〜ジェフリー・ダーマー 孤独の幻想〜」
 https://www.nhk.jp/p/darkside/ts/4847XJM6K8/episode/te/P8GK4W2938/ 


仮剥製はまるで「くったりぬいぐるみ」みたいで可愛いと女性人気が出そうだ。

カメラ愛用者として展示されていた山田致知 氏愛用のLeica IIIa AGNOO Telyt 20cm f1:4.5 OTPLO 等の撮影機材が気になった。レンズの表記が現行と異なり仕様が分からない。調べると1950年代〜70年代フィルム機M型ライカを一眼レフのように使えるというアダプター製品でライカのビゾフレックス用レンズは200mmの焦点距離になるとのこと。AFも被写体検出もないマニュアルカメラで200mm望遠レンズを使って動物を撮影するなんて私には無理な芸当だ。

日本館の1F南翼の常設展「地を知る」コーナーに1923/09/01 11:58発生関東大震災の記録をとった今村式2倍地震計が展示されていた。何故9月がIX表記なのだろうかと考えると数字が連続して誤読されない工夫の様だ。地震計の仕組と原理も分かり勉強になる。

新型コロナ第5類移行により博物館の「触ってみよう」コーナーが復活しているのは嬉しい。「割駒式文字盤」の使い方を係員が説明していたがネットで検索すると時計メーカーも説明していて分かり易い。夏と冬で昼間と夜間の1時間の長さが異なるのは大変そうだが昔のまったり感なら問題ないようだ。

3F南翼の変動する日本列島ではリアルタイムで地震発生の計測と地震の発生場所の深さが見られる。最近震度4以上の地震が全国で発生しているだけに興味深く見た。今回で日本館は全フロアを見学し終えた。

地球館B1Fの常設展「恐竜の謎を探る」を見学するとより恐竜の理解が深まる。アパトサウルスの首の影が印象的に壁に映っているが現在ではここまで高く持ち上げなかったと言われている。私が子供の頃にはブロントサウルスと呼ばれ水中生活をしていたと考えられており想像図を見てその水深にゾクッとした記憶がある。

地球館は18/05/04(金)に「B1F:地球環境の変動と生物の進化 ―恐竜の謎を探る―」「B2F:地球環境の変動と生物の進化 ―誕生と絶滅の不思議―」「B3F:自然のしくみを探る」と見学した筈なのに5年経過してすっかり新鮮な気持ちで見学していた。

これで地球館も全フロアを見学し終えた。最近アート系ばかりだったので久々の科学系の見学は面白かった。

2023年06月03日

特別展「恐竜博2023」に行って最新の恐竜研究を学んできた

前日にオンライン決済にて日時指定券を購入し23/05/09(火)国立科学博物館 特別展「恐竜博2023」に行った。10時半に入場したら意外と空いていて快適に見学できた。第1章の部屋の途中で本来は係員が入口で配布する予定だったズールのステッカーを配り回っていた。

展示内容のバリエーションと濃さは前回の「毒」が勝るがこちらは大型恐竜の全身骨格が多数展示されておりボリューム感たっぷりと見応えがある。

しかも撮影可の展示物が多いから帰宅した後でまた説明パネルを読み直して楽しめる。もっとしっかりパネルを撮影しておけばよかったと反省するくらい最新情報が記載されている。

恐竜研究の新しい情報は気にして追いかけているつもりだが、2022年に発表された仮説まで説明されており実にマニアックな展示内容だ。

鎧竜と剣竜の化石と比較するため現存しているアルマジロの骨格も展示されているのは気が利いている。恐竜の胚/卵殻化石から鳥類との類似性や軟組織が保存されているスキピオニクスの化石は生存時の食性が分かり興味深い。

今回目玉のズール・クルリヴァスタトルは実物化石が多数展示されている。皮骨からなる鎧がそのまま繋がって残っているから化石なのに生々しさを感じる。ズールvsゴルゴサウルスの復元配置化石も迫力があり恐竜たちの攻防の瞬間を想像させてくれる。

ティラノサウルスは何故前あしが短いのかと言う説明もあったがまだ明確な理由は不明らしい。あれは手と呼ばないと知ったが、前あしが大きかったら自分や仲間が大顎で獲物に噛みつく時に一緒に前あしを噛み切られてしまうから短いのではないだろうか。

前あしが大きく長いかぎ爪を持っているメガラプトル類の頭部化石が細長いのに対しティラノサウルスは横に大口だから可能性は高いと思うのだが?

他に後ろ足走行のバランスを取るのに短小軽量化が有利だった、前あしの爪を爪楊枝の様に使用していたとの説もあった気がする。

NHK Eテレ「沼にハマってきいてみた」でトリケラトプス沼の中学生が紹介していたティラノサウルス スコッティの口の影に頭を齧られる写真が撮れるフォトスポットを来館者達が知らなかったのは意外だった。

私が子供の時には恐竜は大きく愚鈍な爬虫類と考えられていたが今では現存生物と同等の能力を備えていたとも考えられている。約1億2500万年も繁栄していたのだから十分考えられる話だ。化石からは分からないが鎧とか剣だけではなく体内に毒を蓄えたけばけばしい色の草食竜やカメレオンの様に保護色が使え身を守った種もいたに違いないと想像するのも楽しい。

恐竜研究は新たな化石の発掘からCG、コンピュータシミュレーションと言った技術の進歩により日々情報が更新されていることが分かる特別展に満足で90分間楽しく見学して出た。

海洋堂製オフィシャルカプセルフィギュア全5種類があったのでお土産として購入したが両替機が千円札しか使えず2回しか回せなかった。しかも帰宅して開封したら2つとも「5:ティラノサウルス・レックス」でガッカリした。

あとは録画した「最強恐竜はどっちだ!悪霊マイプVS鉄壁ズール」「恐竜超世界2 前編 巨大恐竜の王国 ゴンドワナ大陸」「後編 恐竜絶滅の"新たなシナリオ"」で復習することにしよう。

2023年06月02日

『シン・エヴァンゲリオン』UHD-BDをDMR-ZR1で鑑賞してみた

23/03/08(水)『シン・エヴァンゲリオン』のパッケージソフトが発売された。前作『Q』の急展開に付いて行けなかったので劇場には行かなかったがエヴァの完結は見届けたい。予約購入してDMR-ZR1で再生、VPL-VW255で100インチスクリーンに投影、CX-A5100(H)とMX-A5000(H)のDolby Atmos対応11.1chスピーカー構成で視聴した。

前作『Q』が別世界線や夢オチ扱いになるストーリーを想像していたら正当な続編になっていたのは意外だった。本編155分という上映時間は長く、特に冒頭から村に保護されたシンジの無気力ぶりを延々と見せつけられるのは辛い。その後精神的に立ち直り父ゲンドウと真正面から向き合うのに必要な通過儀礼としても思い切った演出だと思う。

SF設定の大風呂敷を広げ、父と息子による決戦は途中実写やメタ構成になったりして不安を覚えたが無事終劇となり一安心した。結局壮大な親子喧嘩と和解の話に収まったのはコミックス版のシン・解釈と言う感じだ。

アスカの設定がレイの同類になっていたりマリがいたことでシンジが救われたりと言った3人の女性キャラの扱いの変化は庵野監督自身の結婚により女性観が変わったのだろう。エヴァがより一層監督の自叙伝的なアニメになっている様に感じた。では監督は父との親子関係に何か思うことがあるのだろうか?

ゲンドウが『ふしぎの海のナディア』のガーゴイルっぽく見えるのは庵野アニメを追いかけて来た者の宿命だろう。TV版の24話までのワクワクした話の展開に続く2度目の完結は私が期待していたものとは異なっていたが新劇場版を完結させてもらえて良かった。

エヴァのメディア購入マラソンは1996/02/03発売のLD盤[水平解像度400本]から始まりDVD-BOX(NTSC:720x480)、BD[FHD:1920x1080]と続きUHD-BD[4K:3840x2160]でゴールとなった。27年1カ月で完走させてくれて関係者に「ありがとう!」だ。

シン・エヴァの音声がアトモスだったら2.0chから5.1chと続くサラウンドフォーマットの歴史そのものになったのに残念だ。それにしてもエヴァがホームシアター上映で『スターウォーズ』並みに再生メディアが4種も替わる作品になるとは感慨深い。

赤いDVD-BOXを持っているから青い『新世紀エヴァンゲリオン NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray BOX』は購入していないがさすがにDVDからの4Kアプコンの画質は辛い。まあ視聴頻度を考えればDVDで問題ないと思うが気になるBOXだ。

2023年06月01日

『シン・ウルトラマン』UHD-BDをDMR-ZR1で鑑賞してみた

23/04/12(水)『シン・ウルトラマン』のパッケージソフトが発売された。予約購入してDMR-ZR1で再生、VPL-VW255で100インチスクリーンに投影、CX-A5100(H)とMX-A5000(H)のDolby Atmos対応11.1chスピーカー構成で視聴した。

YouTubeで冒頭数分が公開された時に視聴しワクワクしながらも劇場に行かなかったので期待に胸躍らせて観始めた。

ゴメス出現前に『シン・ゴジラ』とタイトルが入り音声がモノラルになってから『シン・ウルトラマン』とタイトルに繋がる遊び心が嬉しい。これはTVで『ウルトラQ』と表示されてから『ウルトラマン』とタイトルが入るタイミングそのものだ。しかもゴメスはゴジラの着ぐるみを改造したと言う経緯もしっかり活かしている。

CGで新にデザインされたゴメス、ペギラ、マンモスフラワー、ラルゲリュウスの恰好良いこと。オリジナルの生物的な部分を残しながら迫力のあるシン・デザインに惚れ直した。

一方でゴーガがカイゲルになりガボラもドリル増しマシになったのは「ドリルは男のロマン」というTVアニメ『グレンラガン』の影響なのだろうか?特にガボラは生物とは思えない尻尾や襟のドリルとパゴスと同じ頭部は何事かと思った。もっともこれは後でメフィラス星人の仕業だったと判明するのだが。

ザラブ星人とメフィラス星人が登場して現代の政治交渉的な要素を絡めつつストーリーはゾーフィがゼットンを操り地球破壊を目論むと言うTV放送時の誤情報を逆手に取った展開となって驚かされる。113分という上映時間が短く感じる密度の濃いストーリーだった。

ザラブ星人に田村君男がウルトラマンとリークされた後の禍威獣特設対策室のメンバーとのやり取りはモロボシダンとアンヌ隊員の関係を思い出させたりもする。

CGで描かれるシン・ウルトラマンや禍威獣は違和感なく実写パートに馴染んでいて安心して見ていられた。ウルトラマンの飛行スタイルはもっと自由にポーズを取れるはずなのにあえてTVのミニチュアと同じにしているのもにくい演出だ。

音声のアトモスサラウンドはネロンガの変電所破壊やウルトラマンとゾーフィの会話シーン等で効果的に使われているし戦闘シーンは低音の迫力あり音響効果を満喫した。

私としては宇宙人を相手にするのはウルトラセブンに任せ、レッドキングの登場する多々良島や彗星ツイフォンの戦いやゴモラ、ドドンゴ、アボラ、バニラといった古代怪獣に単純明快に暴れて欲しかった。そう思うとこの一作で話を完結させてしまったのは勿体ない。

また冒頭であっさり退治されてしまったウルトラQ怪獣のあばれ具合ももっと観たいのでスピンオフ扱いで良いから『シン・ウルトラQ』も映画化して欲しいものだ。
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バンブーヤン
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