価格は高いしVRゲームをプレイしない私には関係ないガジェットと思っていたが体験レポートを読むとこれはAV Phileにとってかなり革新的な製品ではないかと思えてきた。
参考:Apple Vision Pro「やばい」。掛け値なしに驚きの体験、実機レポート
https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/rt/1506778.html
参考:「Apple Vision Pro」を先行体験! かぶって分かった上質のデジタル体験
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2306/06/news208.html
マイクロOLED搭載で片目の解像度は4Kを超えると言う。しかも空間オーディオに対応している。もしも「Vision Pro」がHDMI入力に対応しドルビーアトモス音声のデコードが出来れば大型LEDテレビ、AVアンプ、マルチチャンネルスピーカーを用意せずにUHD BDソフトを大画面大音量で鑑賞できるかもしれない。
自分が撮影した写真や動画の再生もかなりリアルに楽しめそうだし、そう考えると50万円という価格は破格の安さとも言える。実際発売当初はApple TVの配信サービスしか楽しめないだろうが、もしもサードパーティからBD/UHD BD再生用アダプターが発売されたらもうこれ1台で十分となりそうだ。
ウォークマンが音楽再生のライフスタイルを変革したのと同じことが映像再生でも起きる可能性がある。こうなるとスマホに駆逐されたコンパクトデジカメの様に今でもマーケットが縮小しているプロジェクター、AVアンプ、マルチチャンネル用スピーカーが数年後には絶滅に追い込まれるリスクも検討する必要がある。逆に3D映像もサポートしているから今や絶滅危惧フォーマットの3D BD映画は息を吹き返すかもしれない。
今後AVアンプは「Apple Vision Pro」接続端子必須になる可能性は高いし、ステレオアンプにも同様の端子がHDMI端子と一緒に搭載されるような気がする。
参考:アップル製品のヘビーユーザーでVRユーザーでもある筆者は「Vision Pro」のココが気になった!
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/review/iphonetips/1506836.html
AV Phile用汎用ディスプレイとして使えるのであれば、空間コンピューターのアプリ利用やVRゲームも楽しめるガジェットとして2024年に購入を検討したいハードの1台になりそうだ。
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