16/01/01(金)にYAMAHA CX-A5100(H)とMX-A5000(H)を設置してから早いもので7年半過ぎた。メーカー5年間の長期製品保証も切れたが問題もなく今日も元気にDolby Atmos 11.1chを楽しませてくれている。
CX-A5200(2018年10月発売)とMX-A5200の後継機がなかなか発表されないと思っていたらセパレートAVアンプは販売終了しホームページから2機種の掲載が無くなっていて驚いた。2020年10月にデザインと回路構成を一新したAVENTAGEシリーズに切り替わったのでこの筐体金型を採用した新セパレートAVアンプが出るものと期待していただけにショックだ。
その間に2023年3月下旬マランツがAVプリアンプ「AV 10」とパワーアンプ「AMP 10」を発売した。私は視聴する機会がないので鳥居氏が導入したという記事を興味深く読んだ。
MX-A5000の25.4kgと比べAV 10は16.8kg、AMP 10は19.8kgと軽いので置き換えは楽そうだが価格はそれぞれ倍以上もするので余程のことがない限り買い替えることはできない。
「Auro-3D」「IMAX Enhanced認定」「360 Reality Audio」「出力2系統:8K/60Hz、4K/120Hzパススルー対応」「HDR映像パススルー対応」「HDMI 2.1新機能ALLM、VRR、QFT対応」と最新規格を網羅しているがCX-A5100で特に不便を感じていないからカタログスペックだけでは買い替えるほどの魅力を感じない。
参考:鳥居家に新AVアンプが届いた! マランツ「AV 10+AMP 10」よデレてくれ!
https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/torii/1507500.html
また同時期デノンもフラグシップAVアンプ「AVC-A1H」を発売した。こちらは山本氏が導入したので記事を興味深く読んだ。パイオニアSC-LX90(2008年3月発売)の35.5kgの移動に苦労したので25kgを超えるならセパレートの方が設置は楽だと知っているので32kgと言う重量を聞くとどんなに音質が良くても避けたくなる。
参考:圧倒的な駆動力 デノン「AVC-A1H」をわが家に導入! AVとピュアの融合、新次元へ
https://av.watch.impress.co.jp/docs/review/review/1502115.html
今年の夏は久々にソニーSTR-AN1000、パイオニアVSA-LX805、オンキヨーTX-RZ70というAVアンプが発売されるが、ハイエンドモデルはマランツ、デノン、ヤマハの3社に絞られてしまう。
2020年秋と言えばコロナ禍と半導体不足で製造と需要の先も見通せず、ヤマハでは高価なAVセパレートアンプの開発企画が中止となったのだろう。そう考えると3年経過し既存ユーザーの買い替え需要の受け皿が自社に無くみすみす他社に奪われるのはもったいない。そう考え開発を再開してくれるのではないかと期待している。それまでCX-A5100とMX-A5000を大切に使い続けよう。
そう言っても6月下旬の音展で「AV 10」「AMP 10」「AVC-A1H」の視聴が出来ることを楽しみにしている。