2023年3月にSynology「DS923+/G」NASを導入したお陰でSDカードの空き容量を気にせず撮影可能となり、それ以降α7 IVではJPEG+RAW形式で保存している。
通常はオートの露出とホワイトバランスで問題ないが屋内や日暮れ以降の混合光になると色被りを起こすことがある。そんな時はRAWデータを使い「Imaging Edge Desktop」の「Edit」で現像出来るようになった。撮影時のミスをリカバーしたり意図にあった写真に仕上げたりすることが可能になり重宝している。
池袋サンシャイン文化会館ビルの屋内撮影エリアはAWBではオレンジ色被りするので「白色蛍光灯」が最適だ。文化会館ビル周辺の外灯もオレンジ色被りするがこちらは「温白色蛍光灯」が適切だ。
サンシャイン広場のエスカレーター乗り場から漏れる光はAWBでも良いが肌の血色が良く見えるのは「昼白色蛍光灯」だ。これはサンシャイン広場の外灯も同様だ。少し夕暮れ感を残したければ「昼光色蛍光灯」でも良い。
露出は女性キャラの場合+0.67EV前後と明るくするのが定番で受けが良い。一方男性キャラの場合は−0.67EV前後と暗くする方が男性的な力強さが出てくる。
参考: クリエイティブルック(静止画/動画)
https://helpguide.sony.net/ilc/2110/v1/ja/contents/TP1000626151.html
クリエイティブルックは「PT(Portrait)」と設定しているが明るくすると色彩が薄く感じられるので衣装に応じて「VV(Vivid)」に変更するのもありだ。α7 IVの初期値は以下の通りだ。
【PT(Portrait)】コントラスト:0・ハイライト:0・シャドウ:0・フェード:0・彩度:0・シャープネス:3・シャープネスレンジ:3・明瞭度:0
【VV(Vivid)】コントラスト:0・ハイライト:0・シャドウ:0・フェード:・彩度:0・シャープネス:4・シャープネスレンジ:3・明瞭度:1
カスタムルック【CP】としてコントラスト:0・ハイライト:0・シャドウ:0・フェード:0・彩度:0・シャープネス:3・シャープネスレンジ:3・明瞭度:1 を登録するとJPEG撮って出しに便利だろう。
こんな風にRAW現像で試行錯誤していると時間が溶けてしまうから困ったものだ。(^_^;;