2024年9月から電波式ワイヤレスコマンダーFA-WRC1Mを使いクラムシェルライティング撮影を始めてからα7 IVのシャッタースピード[SS]がフラッシュ同調速度1/250秒を超えても赤く点滅することがなくなった。
その理由が分からないまま今まで通りNDフィルターを使っているので、24/11/21(木)【α SPECIAL EVENT 2024】に行った時に担当者にこの件を質問しようと思いつつその機会を逸してしまった。
結局今まで通り可変NDフィルターを使いSS 1/250秒となるように調整しているが24/12/07(土)は後ろに並んだカメラマンと会話が弾みうっかりNDフィルターを調整し忘れ撮影してしまった。しかしSS 1/2000秒でも露出は問題なく正しくフラッシュは発光しており瞳にキャッチライトが入っている。
以前からこの現象が気になっていたが、今回調べてやっとその原因が判明した。実は自動的にハイスピードシンクロ[HSS]撮影をしているだけだ。(^_^;;
通常は手動でハイスピードシンクロ撮影をオンにする必要がある。対応しているHVL-F46RMとHVL-F60RM2はワイヤレスフラッシュによるグループ発光撮影時は自動的に[HSS]オンになるそうだ。
参考:電波式ワイヤレスフラッシュ撮影時の注意
https://helpguide.sony.net/ilc/1730/v1/ja/contents/TP0001598999.html
これは「注意」として記述されており実際レシーバーとなっているストロボ2台の設定を確認したら[P-TTL][HSS]の設定を変更することは出来なかった。
フラッシュが連続して発光するため今までよりエネループプロのバッテリー消費量が増えイベントで2回使用すると充電が必要となる訳だ。
これでもう可変NDフィルターを使う必要は無くなりSSを確認してNDからプロテクトフィルターに交換する手間も不要になる。一度HSSのみで撮影してみよう。