検討した結果「Ulanzi TB12 一脚カメラ用アルミ製 43cm-155cm 耐荷重5kg 重量378g税込2,880円」を2本購入した。決め手は重量が軽いのに十分な耐荷重を持ち安いというコスパの良さだ。一脚だけではなくトレッキングポールとして使用可能というのもつぶしがきく。
12/17(火)に届いたので早速開封した。「Manfrotto befreeアドバンス カーボンT三脚キット MKBFRTC4-BH」に比べ43cmと少し長いが378gと2本合わせてもニッシンデジタルLS-65C [840g]より軽いので歩荷トレーニングが楽になる。
頂部の1/4ネジにHVL-F60RM2+HVL-F46RMの同梱品ミニスタンドをそのまま取り付けられる。スパイクとリストストラップは取り外せるのでより軽い一脚としても使える。
TB12を1段伸ばすと690mm、2段伸ばすと900mmとなる。スパイクは30mmあるので外すと660mm、870mmと短くなる。先端がフラットになるのでイージーラッパーも痛みにくくなる。
一脚の作りは良くスムーズに脚は伸びしっかりロックされる。とても税込2,880円とは思えない品質だ。リストストラップはお値段なりの質感だが実用的だ。
使用シミュレーションを行った。ZULU30のバンドで固定し易い様にイージーラッパーを1枚巻いて左右のサイドメッシュポケットに入れて背負ってみた。
1.5段伸ばし735mm位にするとフラッシュ2器が頭の上に出るので丁度良い高さだ。ただしHVL-F46RM [428g]とHVL-F60RM2 [559g]が1.8メートル強の高さに飛び出しているので重量バランスが悪く移動時は注意が必要だ。
またバンドで固定しても一脚なので回転し易いし重さでふらふらする。ロープで2本を結び付けようかと思ったが、1本のリストストラップをもう1本のストラップに通し元の一脚に掛けると丁度良い長さとなり安定する。ストラップがブラブラしないしこれは便利だ。
バンドとストラップの2重固定でフラッシュが回り難くなるし、見えなくても両手で触ればフラッシュの向きは分かるから問題なく運用できそうだ。
ただ鏡で自分の姿を見るとバックパックからビームサーベルが飛び出している様な、宇宙飛行士のSAFERセルフレスキュー用小型推進装置を背負っている様な姿になっている。かなり痛いスタイルだ。(>_<)