24/02/25(日)もカメラと写真映像の情報発信イベント<シーピープラス2024>へ行って来た。最終日も一般10時開場なので早起きして出かけた。GREGORY NANO 20にソニーα7 IV+タムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXDの合計約1.8kgセットを入れての歩荷トレーニング4日目だ。
今日も再び雨天なので駅ビル内からパシフィコ横浜への屋根付き通路を通ってエスカレーターで2Fから1Fへ降りて外の通路に並んだのは9:50のことだった。VIP入場者は屋根のある通路から1F屋内の待機列に並べるが、一般入場者は数メートル雨の中歩く必要があった。4日目だから昨日より待機列は短く10:03前には一番奥の入口から入場した。
パナソニックブースで「GH6 79時間耐久REC」の経過を見に行ったら再度SDカードのエラーで中断したとのことで27.5時間耐久として再々スタートしていた。パシフィコ横浜CP+会場の電波と電源ノイズや電圧変動、振動と気温変化等エラーを引き起こす原因は色々考えられそうだ。
この後はイベントステージを中心に聴講して回った。
「11:00-11:40 ランタンソフトボックスで撮る新しいポートレートライティング 講師:河野英喜 モデル:あかり」
PhottixのランタンソフトボックスシリーズG-Capsule Deep Softboxを紹介していた。性能的には105cmが欲しくなるが大き過ぎると室内での取り扱いが難しくなるのでまずは65cmから試すのが良いと語っていた。
「12:10-12:50 大切な存在の、魅力的なポートレートを残すために 講師:鵜川真由子」
その場にあるライトやアイテムを使い前ボケ、後ろボケを考えた写真を撮りましょうと色々な撮影場面を実演して見せてくれた。
「13:45-14:30 中井精也の今更聞けない写真教室 4日目」
中井さんは自分の感じた情景をどう表現するか考えて構図と主題副題を考え写真を撮影し表現技術を高めてきたと語っていた。「見た目はおっさんだが心は乙女」と言っていた。
「14:35-15:15 ライティングとフィルターワークで変わる写真術+現像テクニック 講師:関一也」
H&Y社のREVORINGフィルターは複数のレンズ口径サイズに対応しフィルターを共通化出来る上にマグネットで簡単にフィルターの交換も出来るとは便利だ。
「16:10-16:45 終わりなき美しき鉄道情景の旅 〜 with α1 & α9III 〜 SPEAKER:中井精也」
冒頭で中井カメラマンとαシリーズの撮影の歴史を語ってくれた。ソニーの担当者から熱心に2012年10月発売のAマウントα99を売り込まれ使い始めたと語っていた。当時のデジタル一眼レフカメラの性能を聞くとこの11年間のデジタル映像処理技術の進歩に驚くばかりだ。
それにしても落語家並みにトークが面白く自分の体形をネタに笑わせてくれるから聴講者がこれほど集まるのだろう。
この4日間64GB SDカード2枚を持って行ったがハンズオンで撮影する機会を作らなかった。そこで4日目はセミナーの合間をぬってSONY α9III、α1、α7CR、Nikon Z8+ NIKKOR Z 85mm f/1.2 S、Nikon Z8+NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena、Panasonic S5II、G9 ProII、OM SYSTEM OM-1 Mark IIの撮影体験に並び自分のSDカードに実写データを記録してきた。
各メーカーは予めレンズが取り付けられており興味あるレンズを使えない場合が多かったがニコンは 1) NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena、2) NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S、3) NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S、4) NIKKOR Z 85mm f/1.2 S、5) NIKKOR Z 50mm f/1.2 Sの5本から選ぶことが出来た。
その組み合わせでボディを貸し出してくれるので3分間スタジオ内のモデルを撮影したが50mmと135mmの写りの美しさに感心するばかりだ。まあボディとレンズは大きく重いので長時間のハンドリングは大変そうだが…。イベントの合間にEPSONにてアプリダウンロードでオリジナルスマホホルダーをもらって帰宅した。
実は折角横浜に来ているのだから天気が良かった2/24(土)は再び「ガンダムファクトリー横浜」へ行こうかと考えたがCP+が楽し過ぎて計画中止した位この4日間を楽しんだ。