22/12/07(水)にヤマハCX-A5100(H)とMX-A5000(H)のDolby Atmos対応11.1chスピーカー構成ホームシアターが(仮)完成した。
1月になって落ち着いたら残りの5本フロントSP:12.5m×2本、サラウンドSP:4m×2本、センターSP:10mの末端処理を行うことにしよう、と思っていたら既に2年と1カ月経過していた。(^_^;;
やっと重い腰を上げ5本両端プラスマイナス20回の末端処理を行ったら久しぶり過ぎてヒートカッターナイフの使い方が下手になっていた。アーク溶接刃で固い外皮とシールドアルミを6cm剥き、天然綿糸を切ってプラスとマイナスの導体2本を1cm剥くコツを取り戻すのに少々時間が掛かった。
ヒートカッターナイフの温度設定も低めにし過ぎて時間が掛かり数本の導線カバーまで傷つけてしまったし、天然綿糸はカッターで焼き切るより外皮を抜き取った後ハサミで切る方が早かった。
5本制作し終わったのでまずサラウンドとセンターのaudio-technica AT6S25 CERAMICS PCOCCスピーカーケーブルをZONOTONE 6NSP-Granster 2200αに交換した。スピーカー端子を見てもS-3EX-TとS-7EXの物量と作りの良さが分かり所有満足度が高い。
残るフロントのS-1EX-LTDはAT6S25のままで1990年来私のオーディオ・リファレンスである「SONY TECHNO FAIR ANNIVERSARY ALBUM」ゴールドCDを一通り試聴する。日頃BS4KのAAC非可逆圧縮音声を聞いているので気付かなくなっているが改めてS-1EXの音質の良さを実感した。
この記憶が残っている内にフロントのスピーカーケーブルも6NSP-Granster 2200αに交換した。ソルダーレスYラグ端子AT6306のY間隔が狭いのでS-1EXのスピーカー端子の穴に片方を差し込んで締め上げた。
交換の成果を22トラック目「鳥の楽園〜セイシェル」で確認するとまるで目の前でセイシェルの浜辺を見ている様に聴こえる。高音域が伸び低音域の量感も増え音の鮮度が高まり前に迫ってくる。S-1EXの音質が向上したので、2008年9月導入なのにまるで最新スピーカーを聴いている様な気になる。
1992年年末に購入した(と思われる)S-HE100と同時にスピーカーケーブルもアップグレードしようと買い替えた筈なので実に32年ぶりのケーブル交換でこれほど効果があるとは思わなかった。久々に高音質ディスクで試聴会を行いたくなる。
ついでにサブウーファービクターSX-DW75も10メートルRCAケーブルに交換して、今まで長さ不足でリビングルームの中央を横切っていたケーブル4本が無くなり見栄えも良くなった。
遮光カーテンを付けて音響環境も変わったのでYAMAHA CX-A5100(H)のYPAO(視聴環境最適化システム)を使い再調整することにしよう。