キヤノンマーケティングジャパンが「ENJOY CAMERA キャッシュバックキャンペーン ―EOS Rシステム“5周年”感謝祭―」を23/07/28(金)から23/10/10(火)までに開始している。
ハイアマチュア向けのEOS R5からエントリー向けのEOS R50までの5モデルが対象でEOS R5であれば5万円分、EOS R50であれば5千円分がVisaギフトカードでキャッシュバックされる。私が気になっているEOS R6 MarkIIであればボディ単体とレンズキットは同額の3万円分だ。
参考:ENJOY CAMERA キャッシュバックキャンペーン ―EOS Rシステム“5周年”感謝祭―
https://cweb.canon.jp/eos/campaign/eos-summer2023/
キヤノンは既に23/06/09(金)からキャッシュバックキャンペーンを実施中と思ったらこちらはRFレンズのみ対象だった。キャンペーン開始から1カ月以上経過して、その効果を検証したところ予想より低調だったということなのかもしれない。
また23/05/26(金)発売のNikon Z8のヒットを見てエントリーモデルばかりではなくハイアマチュア向けモデルのお買い得感を演出する必要も生じたとも考えられる。
以前からエントリーモデルのレンズキット購入層は同梱されているレンズで満足し追加でレンズを購入しない傾向にあるとも聞く。
やはり台数シェアばかりではなく高価なボディを売って交換レンズを何本も揃えるハイアマチュア層を取り込み金額シェアも大きくする必要があるということだろう。
EOS R5はMarkIIの噂が絶えないがメーカーオンラインショップで57.2万円、価格.com最安値45.3万円だからライバルとなるZ8の価格.com最安値54万円に対してキャンペーン効果は大きい。
EOS R6 MarkIIはメーカーオンラインショップで39.6万円、価格.com最安値34.2万円だからライバルとなるα7 IVの価格.com最安値29.1万円に対してこちらもキャンペーン効果はありそうだ。
メーカーオンラインショップではカメラボディとレンズ共に「会員限定10%OFFクーポン対象」になっているから少しお高くなるがメーカーの長期保証ありの選択肢もあるだろう。
カメラとレンズ共にここ数年のインフレが原因で価格が改定され値上がりが続いている。一度改定した価格が値下げされることはまれなのでキャッシュバックによる値下げで購買意欲喚起がこれまで以上に行われそうだ。