何かと話題の除草剤だが我が家では2017年5月から庭の雑草処理に使用している。
「ネコソギ トップRX粒剤」は”大型イネ科雑草、つる性植物、地下茎が大きくなる雑草(ドクダミ等)、球根植物には効果が劣る”と記述されている通りだが、この他の雑草は綺麗に枯らせる性能を持っている。お陰で庭はまるでドクダミ畑の様になってしまった。(^_^;;
なお「散布上の注意」に”樹木の周り、樹冠下には散布しない”とあったので避けて撒いた。この為一部葉が変色したが植木は枯れていない。
ドクダミには液体タイプの除草剤が効くとのことで買ってきた。天気予報で数日雨が降らないと思われる日に除草剤をドクダミの葉に撒いてみた。粒剤と異なり植木の葉に掛けない様に注意する方が楽だ。
撒いて3〜4日で枯れ始め2週間もすれば全て枯れたが、2種類の除草剤効果で何も生えていない荒涼とした地面が見えるとちょっと不自然で怖い。もっとも液体タイプでもドクダミの地下茎を枯らし切れず翌年春には再びドクダミ畑になってしまった。
100円ショップにてお酢成分で作った除草剤が売っていたので試しにドクダミの葉に撒いたところ数時間は庭の周辺がお酢臭くなった。昼に撒いたところ夕方には葉が変色し一部は枯れたが殆ど効果が無くドクダミには効果がない様だ。
チコちゃんが「土地に目的外の植物が生えると人はそれを雑草と呼ぶ」と言っていたので、庭がドクダミ畑と思えば「これは雑草でない」と言うことになる…等と言葉遊びをして放置していた。
埼玉県の南部は7/9(日)を最後に雨が降らず毎日最高気温30℃を超える強烈な日射時間が続いていた。すると青々と茂っていたドクダミが徐々に弱り始めた。昼間は水分を失い萎れてしまうが翌朝には元気になっているという状態が何日も続いた。
7月下旬にまず西日が長く当たる西側のドクダミが枯れ始めた。続いて東側も枯れ始めた。私は何もしていないからドクダミがこのままでは乾燥に耐えられないと判断し葉を切り捨てたと思われる。
興味深いのは植木の下に生えているドクダミの方が早く枯れていることだ。これは植木に水分を取られ地面の乾燥が厳しいのか、日当たりが悪く光合成成績が悪いから先に見捨てられたのか理由を知りたいところだ。
この様子を見ていると除草剤など使わなくてもレンズや反射鏡で太陽光を集め雑草に照射すれば高熱で枯らすことは出来そうだ。燃えない程度の熱で雑草を退治する機械なんてまるで昔の特撮怪獣映画のレーザー兵器みたいで面白そうなので自分に製作技術があればと思ってしまう。
残念ながら8/1(火)に22日ぶりに14.5mmの雨が降った。これではドクダミが元気になってしまうところだが既に6割は枯れているので恵みの雨としては手遅れであって欲しい。とにかく今まで水撒きをしていないのに元気そうな植木にとっては良いお湿りになったことは確かだ。
来週まで雨は降りそうもないのでこのままドクダミがどれくらい枯れるのか観察するのが楽しみだ。