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2016年02月03日

ヤマハCX-A5100の[PURE DIRECT]モードの効果の大きさにビックリ。好みで使い分けるのもありかも?

真冬はオーディオには余り向かない季節だ。そう思ったのは1/24(日)のブログを書こうとハイレゾ音源の比較試聴をした時のことだ。暖房機器の排気音が繊細な音の情感をマスキングしてしまう。かと言って暖房を止めると寒くて音楽を聴くどころではない。冷暖房のいらない季節が一番オーディオに向いているので春が待ち遠しい。

さてヤマハCX-A5100の特徴の1つにYPAO(ヤマハ・パラメトリック・ルーム・アコースティック・オプティマイザー)がありマイク測定で理想的な視聴環境を創造してくれる。一度設定してしまえば通常オンの状態で視聴しているのでその効果を実感する機会は余りない。

取扱説明書69ページに[STRAIGHT]キーを押すことオンになると入力ソース音声がそのまま出力されるとある。サラウンドデコーダーのオン/オフなので当然オフ時と音場の違いは大きい。

160203a.jpg


70ページには[PURE DIRECT]キーの使い方が書いてある。オンにすることで各種の回路(全面ディスプレイなど)を停止して原音により忠実な音質で再生出来るとのこと。この効果が想像以上に大きい。

オフの方が元気で派手な音なので音楽ジャンルによってはこちらを好む人もいそうだ。オンにすると音がしっとり落ち着いて音量が若干下がった様な気がするほど。長時間でも聴き疲れしなさそうだ。それにしても暖房機器を付けていても分かるほど音が変わるピュアダイレクトは初めてだ。

一度取扱説明書全ページに目を通したはずなのに結局YPAOオフの方法が分からないという中途半端なところで時間切れだ…。orz

2016年01月28日

「MusicCast CONTROLLER」=「AV Controller」+「Air Play」?インターネットラジオ再生対応は出来るけど…

イングレスの話になるが、勤務先のエリアでは毎日敵の攻撃がありコントロールフィールドの修復に忙しい。帰宅は遅くなるしスマホのバッテリーはいつも10%を切る有様だ。

そのバッテリー切れを心配しながら1/26(火)のブログで取り上げた「MusicCast CONTROLLER」と「radiko.jp for Android」「NHKネットラジオ らじる★らじる」をAscend G620Sにインストールしてみた。

まず「MusicCast CONTROLLER」を起動し[設定する]ボタンをタップして”MusicCast対応機器のCONNECTボタンを3秒間押す”必要があるのだが、CX-A5100にはCONNECTボタンがない。

ヤマハのホームページCX-A5100のサポート・お問い合わせから「機能追加のお知らせ」と「MusicCastセットアップガイド」のPDFファイルをダウンロードしてを読むと”前面パネルのSTRAIGHTキーを使用します”とあった。

前面パネルのカバー内上段左から4つ目のSTRAIGHTボタンを押してスマホの「MusicCast CONTROLLER」にCX-A5100を認識させれば準備完了。早速使用してみるがメニューや機能は「AV Controller」と変わりない。「MusicCast CONTROLLER」独自のメニューは「端末内の曲」くらいだ。

「インターネットラジオ再生対応」と書いてあったが、これはvTunerのNet Radioを再生することだった。これは「AV Controller」でも出来ることだ。

対応機器はCX-A5100の1台しかないので試しようもないが「MusicCast CONTROLLER」は複数のMusicCast対応機器を連携して1台のMusicCast対応機器で再生している音源を他の機器でも再生出来る機能らしい。ざっくり言えばAir Playのヤマハ版というものだろうか。

結局スマホで聴いているradiko.jpやらじる★らじるの音声を飛ばせる訳ではなく、充電中でテスト出来ないまま2日前のブログを書いたことを反省する羽目になった。勘違いして勝手に期待していただけに意外と大きなガッカリ感が…。orz



【関連リンク】

『CX-A5100 サポート・お問い合わせ』
 http://jp.yamaha.com/products/audio-visual/av-amplifiers/cx-a5100__j/?mode=model

2016年01月26日

「らじる★らじる」とradiko.jpがCX-A5100で聞ける?「MusicCast CONTROLLER」とは?

1/19(火)のブログでvTunerに登録しても「らじる★らじる」が聞けないことを取り上げたがその理由はヤマハのホームページにある「よくあるお問い合わせ(Q&A)」に書いてあった。

『vTunerでNHKラジオが聞けないのですが』
 http://yamaha.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/7537/related/1

『NHKのインターネットラジオは追加できますか?』
 http://yamaha.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/598/related/1

製品がFlash形式で作成されたSWFファイルの再生に対応すれば聞ける筈だが難しいのだろうか。

他に聞く方法がないものか調べていた所「MusicCast CONTROLLER」アプリをインストールしたスマホやタブレットで再生している音声ソースをMusicCast対応のヤマハのオーディオ機器で再生出来るとのこと。勿論CX-A5100は対応している。

PDFファイルをダウンロードして『MusicCastセットアップガイド』を読んだところインターネットラジオ再生対応ともあるので早速Ascend G620Sに「MusicCast CONTROLLER」をインストールしようとしたらバッテリー切れで、まずは充電する必要があった。

勤務先のエリアは昨日今日と2日間に渡る敵の攻撃でポータルを焼かれてコントロールフィールドを壊されたので重要拠点の修復だけでもと頑張ったところ帰宅直後に電池切れとなってしまった。(^_^;;

スマホでらじる★らじるやradiko.jpを聞くには対応アプリが必要な訳で、その音声をMusicCast CONTROLLER経由でCX-A5100に飛ばすのだからバッテリー消費が激しくなりそうな話だ。

CX-A5100本体で対応してくれれば話は簡単なのだが、ネットラジオの仕様変更に対応するのは大変なので「MusicCast CONTROLLER」経由で対応する方針なのだろう。

さて実際の使い勝手はどうなるのだろうか。続きは充電完了後だ。

【関連リンク】

『musiccast』
 http://www.yamaha.com/musiccast/

2016年01月25日

YAMAHA CX-A5100(H)”オーバーヘッド”5.1.2chドルビーアトモス構成でATMOS BD4本を視聴してみた

『ゼロ・グラビティ』でCX-A5100の5.1.2chドルビーアトモス構成の効果を確認したが、他のソフトではどうだろう。スピーカー配置は”オーバーヘッド”にして手持ちのアトモスBDソフト3作品を視聴することにした。

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1)トランスフォーマー ロストエイジ
 「CH14:宇宙船からの脱出」ではケーブルを伝って脱出を計る3人の上を通る戦闘機の音の位置がはっきりと認識出来る。その後の摩天楼でのトランスフォーマー戦闘機同士の空中戦のシーンと続くが、期待したほど180度サラウンド空間を戦闘機が飛び回ることはなかった。

「CH20:巨大宇宙船の香港襲撃」では上空の巨大宇宙船の磁力により船舶や自動車が空中に吸い上げられるシーンに注目したが音が遠ざかるから効果はイマイチ。船舶等が降ってくるシーンは自動車で逃げ回っているためか明確に頭上から何かが降ってくると言った効果は薄く雰囲気だけになっているのが残念。

2)ジュピター
 「CH3後半:フライングブーツによる小型戦闘機との空中戦」は途中で敵の戦闘機を奪い戦闘機同士の空中戦と『トランスフォーマー』に似たシーンが繰り広げられる。でもこの作品の方が180度サラウンド空間を戦闘機が飛び回りアトモスサラウンドが大変面白い。接客用デモディスクならこちらの方が良さそうだ。

3)アメリカン・スナイパー
 「CH10:狙撃手を狙う狙撃手」のシーンを観た。メーカーデモでは銃弾が発射されたシーンで終わるのだが、その銃声で敵に気付かれ攻撃を受けるが砂嵐に紛れて脱出するシーンと続くことが分かった。アトモスサラウンドでは砂嵐に巻き込まれる音や銃撃戦で建物の上から下の敵を撃つシーン等アトモスならではの180度サラウンド空間が楽しめる後半の方がデモに最適と感じた。

折角なので『ゼロ・グラビティ』の別チャプターも観てみよう。

4)ゼロ・グラビティ
 「CH10:神舟の大気圏突入」も前半は振動と騒音に包まれ脱出カプセルに搭乗している雰囲気を味わうことが出来る。後半は湖に沈んだカプセルから脱出する水中の音、岸に上がった時の虫の羽音等何気ない環境音がリアリティを感じさせてくれる。なるほどヤマハの開発者がアトモスのリファレンス作品と評する理由が分かった気がした。

こうして4作品を視聴してみると一般人でも経験したり想像し易かったりする音場をアトモスで再現している作品の評価が高い結果となった。SF作品の派手な戦闘シーンは音数が多過ぎて雰囲気を伝えるだけになっている様な気がする。

さて次はどの作品を買って視聴しようか…。

2016年01月24日

CX-A5100、BDP-105DJPL、DMR-BZT9600でハイレゾ音源を比較試聴してみた

OPPO BDP-105D JAPAN LIMITEDとYAMAHA CX-A5100を購入したことでPanasonic DMR-BZT9600を含めハイレゾ音源を再生出来る機器が一気に3モデルに増えた。

ではどのモデルで聴くのが一番音質的に良いのか比較試聴することにした。テスト前はストレートに再生するCX-A5100が一番有利で、レコーダーのDMR-BZT9600が不利と予想していた。

試聴曲は以下の音源を使用した。
 1)03 Air Mail Special 192 24.wav [Digi_Fi No.12付録]
 2)09 All Of Me 192 24.wav [Digi_Fi No.12付録]
 3)26 Ave Maria_(Caccini).wav [Audio Basic No.57 Christmas Music]96kHz/24bit

3モデルとも情報量が多く高音域の伸びを感じさせるハイレゾ音源をしっかり聴かせてくれて私の耳では明らかな音質の差を聞き分けられなかった。(^_^;;

あえて違いを指摘すればCX-A5100はストレートに明るく、DMR-BZT9600は落ち着いた感じで、BDP-105DJPLはしっかりした低音で音楽を聴かせてくれる。好みの違いと言える範囲なので一番手軽に再生出来て便利なCX-A5100をメインに使おうと思う。それに1台だけの電気代で済む。(^_^)

聖グレゴリオの家・聖堂で収録された96kHz/24bit のAve Maria_(Caccini)は残響が豊かでスピーカーの存在を感じさせず、まるで聖堂の中で聴いていような気分にさせてくれる。ハイレゾの情報量があればDSPは不要と思ってしまった。

160124a.jpg


ネットワーク再生ではメニューの一番上に「すべての音楽」があり、それ以降は音源ファイルにタグ情報がないと[情報なし]に括られて「すべての音楽」と同じ結果になってしまう。ファイル名順にずらりと表示されていては、対象ファイルを絞り込み試聴したい時には不便だ。

そう思っていたら次のページにちゃんと「フォルダー」があった。リモコンを使いテレビ画面で操作している時には発見出来なかったが、スマホのAV Controllerではメニュー一覧が1画面に収まるので気付くことが出来た。何かとこのアプリは便利だ。

2016年01月20日

OPPO BDP-105D JAPAN LIMITEDで録画済みBD-REを再生してみた

OPPOのBDプレーヤーと言えばBDP-93あたりからAV Phileに注目されるようになり、BDP-95は大商談会のデモでも良く使用されるようになったと記憶している。

デモで使われたOPPOのプレーヤーを見ていて気になったのはBD-RやBD-REに録画された日本語の番組名が文字化けしていたことだった。OPPO Digital Japan株式会社を設立して本格的に日本のマーケットに参入したのだから当然完全日本語対応したものだと思っていたが、実際どうなのか確認出来ないままだったので今更ながら試してみた。結果は問題なく番組名が読めたのでこれで一件落着。

160120a.jpg


ただ2006年9月から今までDIGAでしかBDを再生したことがなかったのでBD-REをBDP-105DJPLに入れるとすぐに再生されてしまうのには戸惑ってしまった。複数の番組を録画している場合どうやって選択するのかと思ったら[TOP MENU]ボタンを押せば良く、これはBD-ROMのメニュー表示と同じだ。

OPPOのトップメニューには「ネットワーク」というアイコンがあり選択すると無線LANで接続しているDMR-BZT9600とWIn 7 PCが表示される。パソコンを選べばHDDに保存したハイレゾ音源を聴くことが出来るが、ではBZT9600を選ぶとどうなるか。

「HDD」「USB-HDD」「チューナ」が表示されチューナからは「地上デジタル」「BSデジタル」「CSデジタル」が選択出来る。試したところOPPOで放送中のテレビ番組も見られることがわかった。無線LANでもほぼ音飛び無く見られるのだから高速無線ルーターに交換した甲斐があったというものだ。

もっとも録画済み番組も放送中の番組もBZT9600で見た方が操作性も画質も良いのだから実際使うことはないだろう。DNLA機器間でこんなことも出来ると言う点では面白い機能だ。

2016年01月19日

YAMAHA CX-A5100(H)のFM/AMラジオとNET RADIOを聴いてみた

海外ではチューナー内蔵AVアンプの人気が高いらしい。実際パイオニア以外はFM/AMラジオを搭載している。YAMAHA CX-A5100もAVレシーバーと言うことでFM/AMを聴くことが出来る。

外部アンテナも付属していたのでアンテナを接続して聞いてみた。FMにはオートプリセット機能があり受信可能なFM局を自動的に登録出来たのにAMは手動でしか登録出来ず、周波数調べから行わなくてはならないのは結構面倒だった。

FMは簡易フィーダーアンテナなので感度は期待していなかったが受信出来てNACK5やJ-WAVEはホワイトノイズが気にはなるもののちゃんとステレオで聴くことが出来た。昼間はNHK-FMも受信出来たのに夜になって雨戸を締めたら受信出来なくなったのは残念。2014年1月にFMアンテナを立て直さなかったことを今更ながら後悔してしまう。

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またvTunerによるNET RADIOもなかなか面白い。ホームページによるとチャンネル数は今日現在”36337 Stations Available”とのこと。クラシック、ハードロック、ジャスといった一般的なジャンルはもちろん宗教やラジオドラマまであり気ままに選局するのが楽しい。すべてのラジオ局の放送局名は数字ABC順なので頭に数字を入れたりAで始めたりと選局されるための工夫が垣間見ることが出来る。

ジャンル/アンビエント/すべてのラジオ局/1.fm Brazilian Birds Radio又はBirdsong Radioでは野鳥の鳴き声を聞くことが出来て癒される。
Seasalt Radio Laut.fmでは海の波の音が聴けて心を落ち着かせることが出来る…と思いきや意外と波が荒かったりする。(^_^;;

ジャンル/サウンドトラック/すべてのラジオ局/Anime xxx... とアニソン関連の海外放送局が予想以上に多く驚かされた。Akihabara Radioといった放送局まである。

MP3といった非可逆圧縮音声フォーマットによる配信だがCX-A5100のミュージックエンハンサー機能で高音域も補完され結構不満無く聴くことが出来る。BGMとして流しておくのには最適だが延々と楽曲が流れるので時間の経過が分からなくなることが唯一の問題だ。

『vTunerにNHKのラジオ放送を登録する方法』を検索して試したがアクセスエラーとなった。2014年8月では可能だったのかもしれないが「らじるらじる」の登録は現時点では無理の様で残念だ。

【関連リンク】

『vTunerにNHKのラジオ放送を登録する方法』
 http://matome.naver.jp/odai/2140689846499912401

2016年01月18日

YAMAHA CX-A5100(H)で2002年制作の『Pioneer REFERENCE CALIBRATION DISC FOR MULTI-CHANNEL AUDIO』を視聴してみた

『YAMAHA CINE-DSP CHECK DISK』と一緒に『Pioneer REFERENCE CALIBRATION DISC FOR MULTI-CHANNEL AUDIO』というDVDディスクも発掘した。これは2003年「VSA-AX10」を「VSA-AX10i-N」相当にアップグレードした時に同梱されていたディスクだ。開封してあるので1度視聴したのかもしれないが内容の記憶がまったくない。

12年ぶりの視聴となるがこんなメニューが表示された。

160118a.jpg


収録内容
Original Test Signals for multi-channel adjustment
 1. Signals for Adjusting Speaker distance [FL/FR][FL/C][FL/LS][LS/RS]
 2. Signals for Confirmation of Direction Definition [12 O’Clock]〜[12 O’Clock]
  [チャプター1〜2 dts SURROUND収録]

チャプター1はテスト信号が5本のスピーカーから再生されるのでちゃんと2本のスピーカーの間に定位するか確認するもの。定位すれば等距離だ。

チャプター2は時計方向に男性の台詞が移動するので正しくその時刻の針の角度に定位するか確認出来る内容となっている。

チャプター2はなかなか実用的。リアスピーカーの距離がフロントに比べて視聴位置に10センチ近い為、実際聴いてみると2時、3時、9時、10時の時はどうしても後ろに引っ張られてしまう。円の中心位置が良いと分かっていても視野角的にこれ以上スクリーンに近づくと見辛く改善は難しい。(>_<)

収録時間は短く、内容は面白くないので1度見れば十分というディスクだが、YPAOやMCACCの自動調整でも完全には補正出来ない我が家のスピーカー設置距離の問題点をズバリ指摘してくれて困ったものだ。 (^_^;;

サラウンドスピーカーの音量調節でもう少し改善出来ないか試してみよう。

2016年01月17日

YAMAHA CX-A5100(H)”フロントハイト”5.1.2chドルビーアトモス構成で『ゼロ・グラビディ』を視聴してみた

先週末は左右の壁に取り付けたままのJBL Control Micro(1.3kg)2本をオーバーヘッドと虚偽設定しYPAOで自動調整して5.1.2chで視聴したところ予想以上に使えることが分かった。

意外だったのは「シネマDSP HD3 RPG」より「ドルビーサラウンド」のパフォーマンスが良かったことだ。

プレゼンススピーカーの配置を”フロントハイト”とすれば「シネマDSP HD3」が本領を発揮するかもしれないと今回は単純に設定のみを切り替えてYPAOで自動調整して同じ『ゼロ・グラビディ』チャプター4を視聴した。

160117a.jpg


 1) ドルビー5.1ch
 1/12(火)のブログの通りで変わる点はない。

 2) シネマDSP HD3 RPG
 再度エンターテイメント系のRPGで観たがヤマハ推奨設置の正面では無く左右となっているせいなのか「ドルビーサラウンド」と比べると音場の包囲感や台詞の定位位置に差が出てしまう。

では”Drama”や"Adventure”ではどうなのかと切り替えてみたがこの2つのプログラムはリアに回った台詞にエコーが付く為非常に不自然となる。『ゼロ・グラビディ』のチャプター4とは相性が悪いのでメーカーデモで使わなかったのかと理解した。(^_^;;

 3) ドルビーサラウンド
 音場に関しては”フロントハイト”と”オーバーヘッド”の差は小さい様だ。ただし”フロントハイト”の方が台詞のリフトアップ効果は高くマットが宇宙空間に漂っている感じが出ていた。

 4) ドルビーアトモス
 概ね前回同様の音場を聴かせてくれるが、オーバーヘッドスピーカーとした時の方がマットの通信音声の定位が明確だと感じた。アトモス用にマスタリングをし直しているからなのか低音の迫力が増していて同じシーンでも「5.1ch DTS-HD Master Audio」に比べ緊迫感が高まる。

この比較視聴ではアンドロイドスマホにインストールした「YAMAHA AV Cotroller Ver.4.31」アプリを使った。DSPプログラムをアイコン付きの一覧から選択出来るのでリモコンボタンに比べて大変便利だった。

『ゼロ・グラビディ』のみの視聴結果ではあるが左右の壁に取り付けたスピーカーを”オーバーヘッド”と虚偽設定しても十分アトモス効果が得られることが分かった。スピーカーを下に向けて設置出来ればより良い音場が得られそうだ。では他の作品だとどうだろうか…。

2016年01月15日

YAMAHA CX-A5100(H)で1992年制作の『YAMAHA CINE-DSP CHECK DISK』を試聴してみた

一応形なりに5.1.2chサラウンド環境を作ったので懐かしい『YAMAHA CINE-DSP CHECK DISK』を試聴してみたくなった。1992年DSPプロセッサアンプYAMAHA DSP-2000を購入した時にもらったCDで、CINE-DSPの効果が非常に分かり易く体験出来る内容となっている。

収録内容
 1. CINE-DSPオープニングテーマ
 2〜6.ドルビーサラウンドプロロジックデコードの原理と動作
 7〜13. CINE-DSPムービーシアターの音場効果
 14〜19. Hi-Fi DSPの音場効果
 20〜37.テストトーン
  [トラック1〜13,20,21 DOLBY SURROUND収録]

160115a.jpg


「Hi-Fi DSPの音場効果」のトラックに収録されている女性ヴォーカルや楽器演奏には間接音の響きがまったく収録されておらず普通の2chステレオで聴くと味気ないつまらない音楽になっている。ところが一度CINE-DSPをオンにすると我が家がまるでミュンヘンやウィーンのコンサートホールになってしまうのだからSR-100Xのアナログサラウンドしか聴いたことのない耳に測定データを基にデジタルシミュレートされた音場は大変な驚きだった。

2002年パイオニアVSA-AX10に買い替えた時にHi-Fiサラウンドを使ってみたがなんちゃってコンサートホールで使い物にならないと判断して以降まったく使わなくなってしまった。

CX-A5100に買い替えて13年ぶりに我が家にシネマDSP HD3が復活したので改めてこのCDを聴くと実に測定したコンサートホールの特徴が出ているものだと感心する。行ったこともない会場で聴いている気になれるのは本当に面白い感覚だ。

トラック13「CINE-DSPシアター〜エンディングテーマ」は激しい雷鳴で始まり水滴音や森の自然音が流れる構成はまるで『DOLBY ATOMOS DEMO』の「AMAZE」の様。この手の音は12年前からサラウンドデモの定番だった訳だ。(^_^)

このCDはシネマDSP HD3の効果を体験してもらうのに最適と再確認出来たので接客用に使うことにしよう。
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