記事:駐輪場立哨の時の逸話。
市役所共用駐輪場に職員のバイクを
詰め込む為僕らは朝立哨します。
中には横着して来客用駐輪場に入れる
職員も。管財課係長が入れないように
しろと指示。
しかしそれを制するにはもう一人必要
です。できないと隊長に言ったところ
「体を張って」
バカか。
体を張れば2人に増えるのか。こんな
インパール作戦もどきの指揮をする組織
は先が知れています。
同じようなものに「死ぬ気でやれ」と
いうインパール文言があります。
心と体が繋がっている事を知らないから
こんな事が言える。うつ病は甘えと
言うのと変わらない次元です。
死ぬ気でやると、心か体どちらかが壊れ
ます。死ぬ気でやるより、死ぬ気でやらず
とも結果を出す仕組みを考えるのが生産的
ですよね。
こんな旧態依然とした精神論がまかり通る
から、日本はどんどん遅れを取っています。
ブラック企業でよく使われていそうな文言
ですが、もはや仕事ではなく宗教か?
上記カテゴリの頃は、ブラック企業が
まだ社会問題化していませんでした。
ゆえに、命がけでやれみたいな指示が
珍しくありませんでした。
「体を張れ」→人が足りません
「死ぬ気でやれ」→責任とれるの?
とツッコミたくなります。これが年収200万
で使う、従業員に対する扱いでした。
当時は仕事をこなし、生き残る事が第一
だったので見えてきませんでしたが、
なんともワーキングプアの哀愁漂う侘しさ。
仕事はお金ではない、やりがいだという
搾取にも使われていそうな手法ですね。
市役所警備は、僕らA社が撤退した後改善
され、共用駐輪場を職員用駐輪場とし、
許可制にしました。朝の立哨も不要に。
労務管理も月200時間程度に抑えられ、
潰れる隊員もいなくなったようです。
少し仕組みを変えれば、死ぬ気でやらず
とも回っていくのに、精神論で押し通す
事の罪深さを感じざるを得ません。
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