僕が警備員を辞めた理由

昨日の記事では、全うに業務遂行
しているのに不遇な想いをしている
知人警備員の話をしました。



警備業界に長く勤め、リーダー的役割で
仕事をしていると横のつながり、所謂
連携が出来てきます。



例えば、かつての上司が警備会社を
興そうとしている。または興して小さな
会社を作った。



当然現場には人が足りません。そこへ
指導教育責任者クラスの隊員を軸として
検定者が数人まとまって入ったら・・・



１号（施設）指導教育責任者である別の
知人の話では、上記資格を持つ仲間を
引き連れて移籍しようと考えている。



今の会社に不満があるなら、新しい環境
を作ればよい。意識の近い仲間で小さく
ても手堅いコミュニティーを作りたい。



会社を飛び出して創業する、といった程
のリスクはありませんが、創業時の
メンバーに近い形で参画するといった形
でしょうか。



もちろん会社が小さいので、仕事を取る
のは容易ではないでしょう。しかし１つ
でも現場（施設）があり、そこを盤石に
すれば次に繋がる実績ができる。



資格持ちのエキスパートを揃え、警備業法
を遵守した業務遂行を行う事は、理想の
警備隊に近い。実際はやってみないと
わかりませんが・・・



こんな形で移籍が行えるのは、業界通の
ベテランでないとできません。



僕のように警備業界を去らずに、警備で
やっていこうと考えるなら、業界通の人望
（これ重要）あるベテランと繋がりを
持っておくことをお勧めします。



ただ、上記のような人は警備仕様書、
マニュアルに忠実に業務遂行しないと、
認めてもらえないでしょう。当然ですが。



警備のコミュニティーは気の合う仲間
の慣例が、警備仕様書より優先されがち
な事があります。これくらいいいや。



それを良しとしない隊員が逆に干されて
しまう事も少なくありません。



転職という方法もありますが、この業界
同じような職場環境になってしまう可能性
大です。特に地場中小。



それならば、小さくて不安定でも理想の
コミュニティーを作る試みも一つの方法
である事を、知っていて損はありません。

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