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2019年09月16日

尊敬できる上司

僕が警備業を10年続けてこれたのは、最初に
入ったA社の上司(K部長)が有能だったから。



彼は機械警備出身で、営業としてA社の躍進の
原動力となりました。有言実行で、施設警備が
取れたら、僕を交通誘導警備から異動させる
約束もきちんと守りました。



カテゴリ「プロローグ〜交通誘導警備編」や
「施設警備〜市役所葛藤編」にその辺の記事を
書きましたが、K部長を悪く言う人はいません。



警備業に限らず、長く続く仕事というのは結局
人間関係に依存するというのが僕の結論です。



そのK部長は、僕の在職中にA社幹部と揉めて辞め
ていきました。K部長が退職してしまうほど
経営者の理念とマッチしなくなった。



転職関係の動画を見ていると、幸せに働ける
会社は、経営者の理念と自分の考えがマッチ
しているかがポイントであるという事でした。



そのK部長が退職してしまう事は、将来の僕の
立場を暗示していたのでしょう。今思えば、
この時点からA社脱出いや、警備業界脱出に向け
舵を切るべきだったかもしれません。



後に入った警備会社(B、C、D社)はK部長に
匹敵する上司は皆無でした。



これが警備業界を嫌になっていったプロセスかも
しれません。



もしあなたが警備業に従事していて、人間関係に
恵まれていればそれは素晴らしい事です。しかし
人生一寸先は闇、上司も変わっていく。



嫌になれば、同業他社へ転職すればいいという
考えもあります。そこで人間関係に恵まれれば
ラッキーですよね。



こうやって業界内を渡り歩くパターンもあります。
僕から見ればかなり要領が良くないとできない事
です。僕は転職するほど立場が苦しいものになって
いきました。



K部長に劣る上司が、どんなに立派な事を言っても
響いてきません。おためごかしのお説教。



いわゆる「上司ガチャ」でハズレばっかりに
なったらどうするか、警備業界に居場所が
なくなったらどうするか。



上記の対策(警備以外の仕事を模索)をしておいた
方が良いと思うのは、危機管理のプロたる警備員
らしいと思うのですが・・・

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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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