僕が要領よくタイミングにも恵まれ市役所警備に
残り続けたら?
但し、周到な根回しが必要です。新しく取った
警備会社に市役所撤退まで現場異動はない、
即ち市役所専属隊員としての雇用契約を結ぶ
必要があります。
そして市役所撤退と同時に退職し、次に取った
警備会社とも同じ約束を結ぶ必要が。しかし
地場警備業界の事、そんな約束など反故にする
のは珍しくありません。
今なら一人でも入れるユニオンを利用して抗う
事も可能ですが、争うくらいなら辞めれば?と
市役所側も冷ややかに見るはずです。
当時40歳だった僕が、市役所に居残り続けた
先に10年後追い出されたら・・・
市役所というそこそこ快適な職場で、シェルター
に守られ続けた僕は知恵もなく、警備以外の
資格もない。
以前ほど頭も体も動かなくなっている時に、警備
業界の荒波に放り出される。ゾッとします。
これまでの紆余曲折をベースにした、本ブログの
誕生もなかったでしょう。いかに市役所警備しか
できない事のリスクが高いか知る由もない。
これは市役所警備だけでなく、他の施設警備でも
同じです。他業者に取られても残留し続ければ
楽でしょうが、その施設に埋もれる人生に・・・
「得して生きるには要領よく立ち回る事も必要
だけど、警備員を長く続けるものじゃない」
上記の言葉は、現在の同僚がボソッと語りました。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」のC社
常務だった人です。
2019‐2‐11の記事で紹介しましたが、警備業法違反
に巻き込まれ、連座して業界実質追放の憂き目に
あったのです。
この業界の闇を知り尽くした彼だからこその言葉
だったのでしょう。警備業界内で要領よく生きる
知恵があるなら、別の仕事で幸せになる道を模索
した方が良い。
彼の悔しさ混じりの声の裏には、警備しかできない
人間にはなるな、というメッセージを感じざるを
得ませんでした。
A8.net
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