「もう(警備には)戻る気ないだろ」と
言われます。
彼は65歳の警備歴20年以上のベテランで
あり、新規現場施設の立ち上げにもいくつも
従事し、修羅場を知る人間です。
雑談する中でも「(この年になって何だが)
もう少し毛色の違う仕事がしたい」と漏らして
いました。
僕は器用で才能ある人間ではないし、警備と
関係のない仕事に就くのは至難の技でしょう。
だからこそ警備に近い仕事、もっと厳密にいえば
警備業法の縛りを受けない仕事を探したのです。
自社の社員による自主警備(施設の保守)は、
警備の仕事に当たりません。その他にも
メリットがあります。
警備業者に委託すれば、クライアント側は
警備料を払い、隊員側は会社の取り分を引かれる。
直営ならクライアント側にとっても、従業員に
とってもお互い利益があります。警備業の高騰が
上記の業務形態を増やすかは不透明ですが・・・
僕はこれから警備業界にハマる寸前で、警備以外
の世界に気づきました。これからも警備みたいな
仕事に就いても警備業界には戻らないでしょう。
守衛や保守管理といった直営の仕事なら、警備業
と比べて遜色ない待遇で、仕事を見つける事が
可能です。(地方なら丹念に探す必要あり)
警備時代より労働時間が減っても、時給ベースや
福利厚生面で恵まれていれば、警備業のお家芸?
である長時間労働による人生の切り売り感が減り
幸福感が増すのではないでしょうか。
警備ではある程度使える隊員に対して、上記の
事を気づかせないよう、思考停止に追い込む
会社もあります。これが僕は嫌だった。
長時間労働で拘束、さらに資格の勉強で警備づけ
にして他の可能性に目を向けさせない。お前を
幹部してやると言った疑似餌をぶら下げられ。
冒頭の知人も、もっと早く気づいていれば警備
以外の仕事に就けたのに、との後悔を察します。
繰り返しになりますが、警備業界以外の世界と
ネットでもいいから繋がり続ける事。それが
使う側の思考停止戦略にハマらない秘訣だと
信じます。
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