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2019年08月08日

やりがい搾取のメカニズム

上記タイトルにちなんで、やりがい搾取に
関する記事
を見つけました。



記事の内容を少し紹介すると、「労働者にとって
仕事をすること自体が報酬だ」「やる気のある
労働者なら、たとえ命じられなくても自分から
仕事を買ってでるだろう」という暗黙の了解が。



上記の心理的メカニズムがやりがい搾取を
生んでいる、と突き止められていました。



翻って僕の警備時代どうだったか?
カテゴリ「施設警備〜市役所葛藤編」で
市役所警備に投げ込まれたA社警備隊。



管財課係長からミスの度に「警備会社を
変える」「来年の契約はおぼつかない」
と初年度言われていました。



仕事なのでミスをする方が悪いのですが、
施設警備素人集団であった僕らが警備隊
として形になったのは、来年度の仕事を
得ることがモチベーションでした。



もっと言えば、交通誘導に行きたくない
ので前業者より2割も安い給料と職員に
揶揄されながら、形にした。



施設警備(安いけど安定した収入)を続ける
事が報酬となっていたのです。変な
モチベーション(2019‐7‐19記事)でした。



続くカテゴリ「施設警備2〜市役所葛藤編」
では、立ち上がって形になった市役所警備隊
をY課長が私物化するプロセスでの搾取でした。



Y課長の腹心であったI隊長が就任すると、他
現場(主に雑踏)に駆り出すようになります。



月250時間勤務からさらに駆り出す事に、
市職員からもあんまりだという声が。しかし
応援を志願しない隊員はY課長、ひいては
会社の方針に従わぬ不良隊員だ。



これで僕は肩身が狭くなる一方、副隊長という
責任だけ押し付けられる事に。応援で無理を
強いるならそれなりの手当を付けるべき。



かくしてY課長&その腹心I隊長のやりたい放題
で6年間に亘る市役所警備隊は幕を閉じました。



そんなY課長の末路についてはカテゴリ
「施設警備3〜ブラック企業編」の冒頭に
書きましたが、僕を始めやりがい搾取された
隊員は仕事がなく辞めていきます。



「報酬」となる次の仕事現場がない時点で、
やりがい搾取の矛盾が明らかになり、
詰んでしまったのでしょう。

クリアな毎日へ!アイケアサプリ・めなり










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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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