な異動をさせられたと僕にこぼしてきました。
彼は70歳近いベテランで、担当していた施設も
責任者の経験があり、今では後進を育てる意味で
責任者を譲ったとの事。
その責任者がとんでもない事をしでかした。
ズバリ、警備日誌の改ざん。カメラ監視と
巡回を同時に行ったように記載。
カメラ監視と巡回は別のポストであり、同時
に行う事は物理的に不可能。それを同一人物
で行ったように記載していた。
彼ともう一人の隊員は責任者にそんな指示
には従えないと拒否。虚偽記載をやめるよう
に忠告。
しかし聞き入れられるどころか、不正を諫めた
人間を異動という形で排除する人事を会社は
行ったと。
その施設は公共施設の為、警備日誌は公文書
となります。公文書偽造という罪、国の監査
が入れば徹底的に調べるので必ずばれる。
「この会社は(不正を)隠そう隠そうとする
。公になれば会社の信用はなくなる」
と前出の指導教育責任者は悔しそうに語り
ました。警備として、あるべき姿を主張した方が
なぜこんな目に遭わなければならないのか。
ここまでは行きませんが、僕にも似たような
経験があります。カテゴリ「施設警備2〜
市役所迷走編」での事。
休日(特に土曜)に守衛室に詰めていますが、
電話が多く一緒に仕事している守衛(市役所
非正規職員)から、巡回をやめて電話対応を
優先せよ、と。
仕様書には1日6回の巡回が明記されてい
ます。緊急対応で巡回時間がずれるのは
ともかく、しないのは契約不履行だろう。
これを当時上司であったY課長に指摘した
ところ、「運用の問題」と一蹴されました。
それなら市役所管財課側と協議したのか?と
ツッコミたくなりますが、それもなかった
らしい。
話は脱線しましたが、警備仕様書の内容は
遵守しなければならない。契約不履行は
警備の信頼を失くします。
この理不尽な異動を告げた上司(専務)は
指導教育責任者の知人にこう言いました。
「俺の顔を立ててくれ」
いわゆる忖度を迫ったのでした。
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