A社市役所警備隊を去ったO元隊長。
彼は入院・手術を経て復活しましたが、
市役所には復帰せず(Y課長の人事)、
パチンコ屋駐車場警備に。
その現場に同僚として居たのが、E隊員。
年はO元隊長より二回り下の30代。
業界では若手に入ります。
そのE隊員ですが、しばらくはO元隊長と
組んで業務遂行していました。彼は気が
細かく下手な事を言えなかったそうです。
O元隊長と同じ現場で1年程仕事した頃
でしょうか、E隊員は別のパチンコ屋
駐車場警備に異動を命じられました。
納得いかない彼。O元隊長には不満を
愚痴る。「一か月だけ行きます!」と
返事するも、異動初日はバイクがパンク
したという理由で出勤拒否。
結局新しいパチンコ屋も拒否し、辞表を
持って会社に突撃。まるで自爆テロ。
Y課長が交通誘導の現場に配置したようで
、退職は回避されたようでした。その後
彼は施設には入れなかった模様。
この移動の背景には、彼の勤務態度があり
ました。年上の同僚をアゴで使うなど、
横柄な態度が目に(鼻に?)ついていた。
通報したのはパチンコ屋清掃業者、いわゆる
掃除のおばちゃんでした。彼女らの情報網は
侮れない。
施設警備では、常に誰かに見られているという
意識がないと上記のような羽目になります。
壁に耳あり、クロード・チアリ(違うか)。
本人としては、要領よく立ち回っていたはず。
しかしその上を行く人たちはゴマンといます。
こういうケースは、交通誘導警備から施設
警備に来た隊員が陥りやすい。交通誘導は
人間関係が限定されています。施設警備が
嫌な隊員は、気を使うからという理由。
加えて、警備業法・警備仕様書(マニュアル)
を理解・遂行する能力も。交通誘導で我流に
なってしまうと、施設で活躍するのも難しい。
本人にとって理不尽極まりない異動であっても
、組織としてはそれなりの理由があります。
今回はほぼ左遷の異動でしたが、交通誘導で
評価され、施設に異動するのは栄転に近い。
勤務態度もそうですが、検定の勉強をしたい
と意思表示するのが有効かも知れません。
スキマ時間でちょっとリッチに。|マクロミル
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