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2019年01月04日

警備員とすべり台社会(後編)

確かに、警備業は警察下請け業務みたいな
ものだし、僕のようなドロップアウトしてきた
人間に資格を与えるのは許しがたいのかも。



厳しい選別環境をクリアしてきた人から
見れば、なおさらでしょう。
「警察官クビになってからブログ」には
インパクトがありました(特に漫画)。





ここでありえない前提で話をします。
もし、この件をⅮ社時代の部長(県警OB)
に話して下記のアクションを起こしたら
・・・



部長がD社事務所にその警察署の係員を呼びつけ
後輩に「お前ら、D社の将来を背負って立つ人材に
なんてこと言ってくれるんだ、この〇〇者!」



と僕に聞こえるように言えばどれほど溜飲が
下がった事でしょう。部長は僕がD社を背負って立つ
人材と本当に言っていたそうです。



そうなれば僕は警備の仕事を辞めず、
その部長の目の黒い内はずっとついて行ったでしょう。
たとえ幹部になれなくても。



「士は己を知るものの為に命を捧ぐ」
とは司馬遷の刺客列伝の一節ですが
カッコつけて言えばこの境地ですね。



警備業界は人手不足、それもリーダー候補の
資格・経験者が足りないとお悩みの幹部は
少なくありません。



待遇や社会的地位の向上が急務でありますが、
それ以外に隊員を精神的に救うことができれば
義理を感じる人なら繋ぎとめる事ができるかも・・・



最後はすべり台社会とは少し違う話かも
しれませんが、労働者をとことん
追い詰める構造も社会の闇だと思います。
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亡社のイージス
かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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