僕が警備員を辞めた理由

ネットなどで、向いていない（適正のない）
職場からは、心身を害する前に逃げろ。
そういった投稿を散見します。



今回は、適性をあまり考えず成り行きに
近い形で警備員になってしまった。



上司や同僚にそこそこ恵まれ前職より
労働環境は良くなった。



仕事は向き不向きの適性よりも、
人間関係に依存する部分が勝る場合が
ある、という話をします。



警備も向き不向き（仕事の適性）は
あります。特に交通誘導警備は壮健な
足腰を始め、体力が必要です。



但しそれ以上に、警備の仕事の醍醐味を
伝えてくれる上司や仲間に恵まれる方の
ウェイトが大きいのでは。



第一適性を考えて警備の仕事に就く人は
少ないのではないでしょうか。



それ故、初めて勤めた会社は重要なのです。
会社ガチャで当たりを引く。次に上司ガチャ。



曲がりなりにも続いているという事は、
ガチャで当たりを引いたから。または
ハズレを引かなかったから。



その時点ですでに強運なのです。
警備員はなるのは比較的簡単ですが、
続けるのは簡単ではありません。



続ける（３年以上）運があれば、続ける
のが最適解かもしれません。警備検定など
を取り、キャリアアップに勤しむ。



但し、健康面など将来に不安を抱えて
続けられなくなるのでは、と思う人も
いるでしょう。



そこで、心身を害しない範囲で続けるが
どうしようもなくなったら動く（退職）
する、腹を決めておきたい。



腹を決めるには、準備が必要です。
今自分が辞めたらどうすべきか、考えて
おく。



失業給付の確認は最低限必要です。
ハローワークに行けば分かります。



ここからは転職についてになりますが、
警備からでも就ける仕事は探せば
あるのです。高望みしなければ。



以前書いたように、転職は気付きと縁。
気づきとは、警備からでも就ける仕事が
ある事を知る。



過去記事「空港の仕事」も参考まで。



そして縁を呼び込むには、運も必要です。
運はタイミングにも強く関与しています。



在職時に気をつけたいのは、仕事運を
損ねる言動をしないこと。



一般的にはマイナスの言葉を吐かないと
いうことですが、一番やっちゃいけない
のは



お世話になっている人や組織に対して
批判をすること。それをすることが
かっこいいと思う人も少なくありません。



または警備隊内の権力闘争に躍起になり、
隊員同士の不毛な潰し合いに加担して
しまうのも、禍根が残ります。



愚痴をこぼすくらいならともかく、同僚に
対して同意を強要してくる人とは、離れた
方が生産的です。



生産的と言いましたが、建設的意見具申なら
ともかく、批判のための批判には生産性は
ありません。



ポイントは、その発言を聞いた上司が
評価してくれるかどうか。



仕事運の低下は、警備からの転職において
深刻な影響を与えます。自分の仕事や
仲間を粗末にする行為もＮＧです。



警備に限りませんが、やるべきことを
やっていない人は意外に多いもの。
警備で言えば巡回の手を抜くなど。



または小さな問題を煽り大きくして、
責任者にそのまま振る行為もそうです。
僕も煮え湯を飲まされたことがあります。



トラブルがない、といった成果を
提供し続ける人が、警備で最も価値が
あります。



警備で評価の低かった人が、上方転職が
できるはずがないのです。もしうまく
行っても、評価されないでしょう。



一般的に転職において、自らの市場価値を
高める事が優先されますが



警備からの転職は、縁（運）を大事にする
事が勝ったりします。特別なスキルやコネ
でもあれば、話は別ですが。



結論としては、広い意味での強調性を持ち
仕事運を上げる、と言い換えることも
できます。



自分の正義ばかり押し通す我の強い隊員が
どうなっていくか、考えてみればわかること。
同僚に対してマウントは取れるでしょうが。



一方警備でマウントを取られ、冷や飯を
食わされた人への転職のヒントは、仕事運を
以て協調性を重んじる職場を目指す事です。

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