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2022年12月23日

激務のおかわりは





教員のブラック労働が問題になって
いますが、警備でも無縁ではないので
取り上げます。



今回は、教員のブラック労働を元に
警備を含む、日本人の働き方について
改善策を探ります。



「10年以上バリバリに働いてた教員が
保護者対応に心が折れて病欠になって
しまった。



難しい保護者にうまく1年間対応でき
たらより難しい保護者が次の歳には
用意されている。



それを繰り返していくと次に待っている
のはさらに難しい保護者が沢山いる学校
への異動だよ。少し疲れた」



最後の言葉が忘れられない、という投稿
でした。



激務のおかわりはより激務で、熱心な人
ほど疲れていく。辞めていく。といった
レスがありました。



第一の要因は、学校にはクレーム処理の
専門家がいない(置けない?)、それで
教員が対応しなければならない。



第二に、難度の高い業務に対して
インセンティブがない。公務員は
一般的にそうかもしれません。



上記とはレベルは違いますが、僕も
似たような経験をしたものです。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社。



全国規模のビル管理会社であるB社。
警備は主に外資系保険会社ビルを担当。



地元には警備する現場は1つだけ。
地場警備会社とは一線を画し、会社然
としていました。



しかし、リーマンショックでブラック
企業の本性を現します。



2人の隊員を因縁をつけて、解雇し
ました。別隊員を補充までの
約2か月間、労基法は蔑ろに。



解雇劇の裏側では、隊長が所長とつるみ
暗躍した事は、うすうす分かっていました。
ぶっちゃけ、職権乱用。



そんな中でも、僕は隊長直属の責任者
(班長)として、部下の指導育成を
担当していました。



シフトが労基法を蔑ろにするほど過酷に
なっても、訓練を延期するのは許され
ません。隊長命令です。



その頃から、隊長は自分が大変だからと、
自分の仕事を班長に振り始めたのです。
自らの勤務態度を棚に上げて。



夜勤中、巡回中にビルの中で寝ている
隊員がいたそうです。対策として、
班長は仮眠を犠牲にして見に行け。



班長の負荷が増える、班長の負荷が増える。
これが隊長の口癖になっていきました。



潰される。



こう思った僕は、辞表を出しました。
自分の身を守るための行動です。



班長の仕事はきついと、予め隊長から
聞いていましたが、そのきつさの延長に
何がある?



年一回の定期入札に負ければ、全員解雇
の運命です。県外の現場に行く選択肢は
ありません。



当時求人票には、正社員と謳っていても
実質1年更新の、契約社員と変わらない。



期待に応えようと、成果を出すほど
負荷は重くなる無限地獄。



雇用の安定も、昇給も、権限の拡大も
ないのに、きついの一言で負荷だけ
どんどん増やすとは舐めているのか。



人間見返りもないのに、頑張るほど
バカではありません。



解雇劇もそうですが、こんな茶番、
警備ごっこに真剣勝負をした僕が
浅はかでした。



僕が辞めて2年後、クライアント側の
信用を失う形で臨時入札が行われ、
THE END。



交通誘導警備でも、有為な隊員は
難度の高い現場に配置されます。



交通誘導警備で、問題になるのは
明らかに人員が足りていないのに、
無理を通す現場監督。



事故が起こる危険性を蔑ろにして、
現場隊員に責任を押し付ける監督
からは、人は去っていく。



現場は、曲芸で成り立っているわけ
では、ありません。



話はかなり脱線しましたが、こういった
負荷だけ増える無間地獄をどうしたら
改善できるのか。



ブラック企業を駆逐する、が手っ取り
早い結論ですが、おいそれとはそういう
状況にはならないでしょう。



ここでジョブ型雇用がヒントになります。
ジョブ型雇用とは、職務記述書で仕事の
中身を細かく決め、従事する。



対するのはメンバーシップ型雇用。
終身雇用をイメージしてもらえれば
分かりやすい。



教員では簡単ではないかも知れませんが、
ジョブ型雇用の特徴は使う側の指揮命令権
を制限できるメリットがあります。



例えば、他人の業務を応援することは
割と日本では見られますが、職務記述書
に明記されていなければ、不可です。



教員でも、クレーム対応業務について
細かく決めることができれば、激務の
無間地獄のストッパーになり得る。



激務のおかわりがさらに激務で、労働者が
潰れるのは、使う側に強大な指揮命令権
が認められているから。



これを制限し、労働者を守るのは
ジョブ型雇用の在り方にヒントが
ある。



そもそも使う側に世界一厳しい、指揮
命令権が認められていたのは、終身雇用
・年功賃金があったから。



もはやそれが維持できない労働環境ならば、
指揮命令権も制限すべき、という議論が
起こってきて然るべきなのです。

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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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