今回は、僕の恥ずかしい経験を基に
イヤイヤやるのは見抜かれる、卒業
フラグをクリアしようと言う話です。
カテゴリ「エピローグ〜さらば警備
業界編」のD社でのエピソード。
前カテゴリ「暗中模索編」で警備業界
からの脱出を目指し、職業訓練に行き
設備管理関連の資格を取る。
しかし、現実は厳しく設備管理の求人
は経験者の壁に阻まれ、不本意ながら
警備に一旦戻ることに。
ビジネスホテルの駐車場警備に配属
された僕は、不本意なわだかまりが
渦巻いていました。
入社時、制服の採寸などの打ち合わせ
で、因縁の再会。僕をパワハラで退職に
追いやったB社時代の元隊長。
僕の申し出で、一旦は事務所に行く
時間を変えてくれる配慮案も出ました
が、社長が却下。
やはり僕には(警備業界には)居場所が
ないんだ・・・と落胆する日々。
それ以前に、一旦であっても警備業界に
戻るには不本意なものだった。D社も
持って1年かな。
という予測を立てていた、矢先の
鉢合わせ。こんな酷い仕打ちは
あんまりじゃないか。
そんな状態で現場に配置されたもの
だから、精神状態は推して知るべし
でした。
配属直後、僕は誘導ミスで車同士を
ぶつけるミスをやってしまいます。
ホテル駐車場の向かいに、地元では
大手企業の車庫があり、運転士さんが
幹部を乗せる高級車を回しています。
運転士さんが、僕のオーライオーライと
いう誘導の声を聞いて、エグイ指摘を
されました。
「(警備の)仕事が嫌でたまらないと
いうように聞こえる」
客観的には見え見えだったのでしょう。
プロとして誠に恥ずかしいことです。
その後、僕は心を入れ替え掛け声も
短く締まったものに改善しました。
警備業界を「卒業」したければ、
しっかり従事しろ、という天の
声だったのかも知れません。
ビジネスホテル駐車場に配属後半年
して、今度は郊外の青果市場警備に
異動になりました。
そこで警備業界脱出のチャンスを得て、
今に至るわけです。
ところで、僕が警備業界を去ってから
10年が経とうとしています。
僕個人は、キャリアは10年続いてこそ
価値がある、なんて勝手に思っています。
警備から転職しても、2〜3年で戻って
来ては意味がないのではないか。
10年従事すれば、今いる業界や組織で
の貢献に比例して、仕事の融通が利く
ようになる。
すなわち業界でのキャリアが、仕事の
幅を拡げていく。人脈もそうです。
そうなれば警備に戻らずとも、仕事の
融通を利かせて生き延びることも可能。
10年後の自分は、もっといい環境に
いる。この明るい未来を信じること。
過去記事「10年前を思い出して」にも
書きましたが、自分の望む環境は意外と
近くにあったりします。
警備からの転職を志し、行動している
のに、埒が開かなくて落ち込んでいる。
そんな人がいるかもしれません。
そういう人は、二度と警備業界に戻ら
ないように、背後にキャリアという壁
を、しっかり築いていると思いましょう。
戻らないと言いましたが、覚悟の事です。
副業として警備に従事することまでは
否定しません。
要領の悪い僕は10年かかりましたが
これを読んでいる皆さんは、もっと
早く達成できるのでは。
一方、警備の仕事はキャリアにならない
と揶揄する人もいます。
真剣勝負で、リーダーを期待される存在
になれば、嫌でもキャリアになります。
そう、キャリアにならないと言っている
人は、真剣勝負していないのです。
僕は警備での10年のキャリアを原資に
して、新天地を目指した。
今の業界でも10年のキャリアを原資に
して、仕事の幅を拡げることもできる。
これまで積み上げたものを原資にして、
よりよい環境を目指そう。この志が
現実を切り開くに違いありません。
しかしながら警備では、上記のような
考えを持った人は少ないようです。
そこで、ネットなどのオンラインで
いいので、前向きな知識や情報を探す。
他の警備隊員が遊惰安逸に流れている
間に、知識や情報のインプット
(広い意味での投資)に勤しむ。
今はスマホもあります。向上しようと
努力する人が、いつまでも今の環境に
甘んじているはずがないのです。
おトクなインターネットは【GMOとくとくBB】
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