今回は、自分が指導する立場に立った
時、言ってはいけないなと感じた言葉
についてです。
結論はタイトルにあるように
「前にも言ったよね」
1回で理解できるに越したことは
ないのでしょうが、そんな優秀な人は
どれだけいるのやら。
この文言がまずいのは、言われた側が
委縮したり思考停止してしまうこと。
少なくとも生産的ではありません。
そんなに大事なことなら「言う」では
なく「伝える」ことをするべきでは
ないでしょうか。
それに加え威圧感を与えている。
将来的にはパワハラ認定されるかも
しれませんね。
人に何かを伝える時、1回言って
わかる人もいれば、10回言っても
分からない人もいます。
教わる側も覚える努力は要るけれど、
伝える側もそれをよく頭に入れて
接する事。
上記の文言を言う人は、1回で覚えろ
みたいなことを言ってくるのでは?
そんなケースでの対抗策を紹介します。
「1回で覚えられるように教えて下さい
ね」
「〇〇さんは、1回で覚えられたんです
よね。そのコツを教えて下さい」
言うではなく、伝えるには相手にこちら
を向かせて、正対し聞く体制を整え
させてから行わないと、伝わらない。
それを怠り、言うという免罪符よろしく
威圧感まで与えているデメリットに
気付かないとは由々しき事。
僕にとっても身につまされる教訓です。
怒鳴ったり、相手を詰めるような態度を
取らなくても、マイナスになっている。
言っている事自体は間違っちゃいない
けれど、徳がないといわれた人を知って
します。
徳と言えば漠然としていますが、ここで
いう徳とは、指導力を裏打ちするもの
でしょう。
徳がなければ人はついてこない。その徳
の一端を可視化できたと思います。
皆さんも、部下を指導する立場になった
時、気を付けて使わないようにして欲しい
文言です。
ポイントは「言う」ではなく「伝える」
これに留意すること。言うは自己満足
ですが、伝えるは責任が伴います。
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