転職において強い武器となるはずの
資格。しかし面接で「資格なんて誰にでも
取れるよね」なんて揶揄される可能性も。
今回は、面接で上記のようなツッコミに
うまく切り返す方法も含め、資格を用いた
転職戦略について語ります。
タイトルにあるように、資格なんて誰にでも
取れるよねと言われたら「はい、資格はただの
トッピングですから」と切り返す。
というのは、目指している人には気の毒ですが
TOEIC900点も危険物・高圧ガス甲種も公害防止
水質・大気1種も、業務に役立つのでしょうか。
要は、業務に必要な知識だけ持っていれば十分
ということなのです。
面接側が上記のような挑発めいたセリフを
使う背景には、反論したくなる文言を以て
ふるいにかける作戦と思われます。
さて、警備を含むビルメンテナンス業界の
中でも設備管理は資格がものをいう仕事。
ビルメン4点セット(2種電気工事士・危険物
乙四・冷凍機3種・2級ボイラー)なんて言われて
たりします。
今回僕が言いたいのは、資格は難易度よりも
組み合わせが大事。
業務で使えない難関資格1つよりも、
業務に使える資格を複数持っている方が
有利になる。
比較的サクッと取れる資格を複数持つことで
仕事の幅を拡げる戦略なのです。
この辺は過去記事「難関資格より縁」も
参考になると思います。
僕はかつて職業訓練校に行っていた時、
設備管理の資格取得に勤しんでいました。
半年間でビルメン4点セットの冷凍機以外は
取りましたが、地方ではいかんせん求人がない。
ないというか経験者のみの求人。
たとえ電験三種を以てしても同じだったろう
と回想します。(年齢にもよりますが)
資格は取れる時にとっておこう、という
取り組みでした。これ自体は悪くありません。
資格は取った後、関連する業務を調べいかに
生かすかが大事です。
言い換えれば手持ちのカードをどう生かすか
どう組み合わせるか、作戦立案しましょう。
警備員からの転職ならば、検定2級とどう
連動させるかがカギになります。交通誘導・
施設・雑踏検定2級ですね。
僕は個人的に、上記の検定が1つでも取れれば
警備員からの転職チャンスあり、と観ます。
もちろん検定1級や指導教育責任者も。
というのは上記資格は、国家資格なのです。
警備業法の改定に伴う再試験がなければ、
普通は一生ものの検定資格。
これを活用しない手はありません。
警備以外で何かの建物を守ったり、監視
したりする業務ならば、施設警備検定。
道路工事・車を使う仕事、長時間立ちっぱ
なしの仕事では、交通誘導警備検定。
イベントの主催側として仕事に従事する
なら、雑踏警備検定が有効と観ます。
また、遅刻が(他の仕事に比べて)許されない
ものや、変則勤務の仕事も警備出身者に向いて
います。
「時間をきっちり守る」「他人が遊んでいる時
や寝ている時に働く」というのも一種のスキル
なのです。
これを裏打ちするものが、経験年数。資格が
ピザで言うトッピングなら、経験は生地や
ソースです。
「警備業は長くするもんじゃない」と言う
人もいますが、3年・5年と続けてきた事で
経験値というメリットも発生します。
但し経験年数がどれだけ長くても、社会人と
して痛い警備員なら、転職は諦めた方がいいで
しょう。
逆に言えば、社会人としての規範を守り
業務に忠実に仕えているのに、冷や飯ばかり
食わされる。
そんな人にこそ新天地を目指してほしい。
冷や飯どころか搾取されているケースも
なきにしもあらず。
最後に、具体的戦略ですが例として
施設警備2級+もう一つの国家資格で
何ができるのか?
以前紹介しましたが、危険物乙四と組み
合わせると、油槽所の夜間当直やセルフ
スタンドの夜間監視員に有利になります。
警備以外の資格を組み合わせるメリットは
警備だけの資格しかないと、こいつは
警備しかできない、相手に思われるから。
警備をしながらでも勉強した、または職業
訓練に行っている時に勉強したという向上の
過程も、評価の対象にしてもらいましょう。
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