自分は警備員をやってきて、これといった
キャリアもない・・・
警備員は嫌だけど、中年以降どう生きたら
いいんだろう・・・
今回はこういった悩みに対する提案です。
参考になれば幸いです。
自分事ですが、僕が最初に就職したのは
某電気メーカー子会社のIT企業でした。
30歳になり、東京からUターンしてきて
自分のキャリア(といっても大した事ないが)
が使えない、という現実に打ちのめされ。
というのも、前職では家を建てるのに例えれば
釘を打つような仕事ばかりで、これといった
スキルはつかなかった。
それに加え、前職のいじめっぷりがイヤになり
業界自体がイヤになってしまったのです。
そこで救いとなったのが警備。緊急雇用対策が
入口でした。
こうして僕が警備員としての人生を歩み始める
ことになります。
警備業では、一定の評価を得て警備検定2級も
取得しました。ところが10年で限界を感じた
のです。
第一の原因は、僕は要領が悪かったから。
おいしい所は要領のいい奴にかすめ取られ
冷や飯ばかり食う羽目に。
また、上司に恵まれず、業界自体がイヤになって
しまったのも大きな要因です。
こうして、警備でのキャリアを捨て新天地を
目指します。こうしてありついたのが今の職場。
僕は今の環境でも安泰とは思いません。それは
自らの半生を振り返り以下の事を学んだから。
「自分にはキャリア運がない」
これを踏まえたうえで、中年以降どうしたら
いいのでしょうか。3つの提案があります。
➀偶然や縁を大事に
A6-7分の力でこなせる仕事に就く
B別の生き方の実験を続ける
➀ですが、キャリア運がないからこそ意識
したいもの。
キャリア運がないのは、長く(精々10年)
仕事を続けることができない、と
覚悟した方がよさそうです。
僕が警備に着く前は、何の仕事に就いて
いいのか分からなかった。
そんな時、緊急雇用対策で縁があった警備会社
に、アルバイト感覚で入ったのです。
これなら自分にもできそうだ、といった
仕事ならば、軽い気持ちで初めてもいい。
縁があれば、ある程度続くでしょう。
こうして五里霧中の僕は、無職から脱する
ことができました。
また、最後に勤めた警備会社に辞表を出し
次に仕事が決まらないまま、ハローワークで
見つけた、児童福祉施設守衛の求人。
勤務時間が短く最初はスルーしようと思い
ましたが、偶然は必然と考え、応募することに。
これが今の仕事に繋がりました。
最初はパスと思っても、再考してみることを
お勧めします。チャンスはチャンスの顔をして
いないと言われますから。
Aですが、常に余力を持って働くという事。
キャリア運がないのだから、いくら頑張っても
勤め先や業界が報いてくれない可能性大です。
キャリア運がない人の特徴をざっくり言えば
上司運がないのです。
変な上司に仕える羽目になるのはもちろん、
変でない上司であっても短期間で去っていく。
仕事にフルコミットするのは悪いとは
言いませんが、30代までと思います。
過重な労働で、心身を損ねてしまったら
戦略も何もありませんから。
無理が効かなくなる中年以降は余力を残して
働き、搾取から身を守りましょう。壮健な心身
は、中年以降この上ない財産です。
労務管理的にも業務内容的にも、ちょっと
物足りないくらいがちょうどいい。但し
給与面では高望みできませんが。
キャリア運がない人は、社内の政治権力
闘争に真っ向から向き合う必要はない。
このメリットを利用する。
非正規雇用をうまく渡り歩くのも戦略的です。
そもそも警備の待遇自体、非正規雇用に近い
ですからね。
そんな根無し草みたいな事ををやっていたら、
人生行き詰ってしまうのではないか、
と突っ込んで来る人もいるでしょう。
そこでBの新たな生き方の実験が活きてきます。
簡単に言えば、今の仕事の経験を横展開していく。
すなわち経験や知識で勝負できる仕事を模索
するということ。
僕の今の仕事は、警備での経験を横展開した
ものなのです。
一方、人脈を横展開するのも悪くありません。
天職は縁とタイミング。ピンチに陥っても
タイミングよく次の仕事が来ることもあり。
また、副業や投資(知識を付ける勉強を含む)
も別の生き方の実験なのです。
この余力を生み出すために、Aの提案が
あるわけです。
言い換えれば、仕事にフルコミットしない
代わりに、余力で自分の人生の危機管理を
するイメージになります。
どんなに根詰めてやっても、業界や組織は報いて
くれない。それならば自己責任であっても自分の
人生をなんとかする「のりしろ」を作る生き方。
結論としては➀ABの前提として、転職は
高望みしないのが無難です。条件的には
どうしても譲れない一点に絞りましょう。
高望みしないと言いましたが、キャリア運が
ない人の中年以降の転職のテーマは
「自分の居場所を見つける」こと。
これ、何の仕事がやりたいかより重要です。
自分に合った居場所で、余力を持って新たな
生き方を模索し続ける。
就く仕事就く仕事で、経験や人脈などを横展開
して、選択肢を増やしていく。または副業や投資
などにチャレンジしてみる。
こうすれば年齢がいっても不安は薄らぎます。
豊かになるとは、選択肢を増やすことでも
あるのです。
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