皆さんは、この人は凄いと思った上司に
魅了されたことはありませんか?特に
最初に入った会社はそうです。
その上司がパワハラ上司だったとしても、
職業人として尖った所があればそう感じて
しまうもの。
今回は、毒上司の呪縛が解ける時、
あなたは成長している、という話です。
カテゴリ「番外編〜僕が警備員をはじめた
理由」で僕が最初に就職したIT企業での
エピソードを紹介しました。
先輩から「お前、胃に穴があくぞ」と
予告された通りの環境。
今思えば、くだらない事なのですが
字が汚いと、disられたこともあり。
イジメの入口でした。
パワハラも佳境に入り、いよいよ辞めようと
覚悟を決めようとしたところ、そんな気持ちを
見透かしたような一言。
お前はどこへいっても勤まらない。お前の体力
では肉体労働もできないだろう。
この手の呪縛はよくあることです。最初に勤め
た会社であれば、かなりきついダメージ。
そんな経緯もあり、もうIT業界で働くことも
出来ずに地元にUターン。地元では仕事も
なく、悶々とする日々。
前職のIT企業では、もちろん能力の高い上司や
先輩もいました。
しかし、今思い返してみればどうだったか。
「選手としては優秀だけど、マネージャーと
してはいまいちだな」
「言っていることは間違っちゃいないけど、
人がついてくる器じゃないな」
要は、大したことはなかった。
偉そうに言ってしまいましたが、こう思う
根拠は、警備で成功できたからなのです。
仕方なく入った、地場中小警備会社。
会社とは言っても、オーナー個人の
所有物です。
そこで僕は上司に恵まれ、活躍の場を得て
警備隊の責任者にまでなれました。
そして何よりも、警備会社を辞めようと
した時に社長が「辞めないでくれ」と
慰留してくれたこと。
その辺はカテゴリ「施設警備2〜市役所
迷走編」の最後から「施設警備3〜ブラック
企業編」の冒頭に紹介しました。
お前はどこに行っても勤まらないという
呪縛が解けた時でした。
どこに行っても勤まらないと言った先輩
(上司)は、オーナー社長から辞めないで
くれと言われる程、評価されたのか?
かつて僕をdisった人たちも、大したことは
なかったんだ。当時の自分のレベルでは
魅了されただけ。
こう思えるようになれば、あなたも成長した
という事なのです。
もちろんIT業界では敵うべくもありません。
しかし、環境を変えて活躍できる自分を
見つけた事で、違った角度から見る事が
できるようになった。
新入社員の頃、雲の上の人と思えた人も
月日が経てば、色あせていくもの。
それは相対的に貴方のレベルが上がったと
いうことですが、もう一つの側面があります。
それは人間は結果で評価される。特に中年
以降。
男は40歳になったら、自分の顔に責任を
持て、と言われます。生き様が顔に出ると
いう訳です。
仕事で結果を出していても、大きな恨みを
買っていたり、敵が多すぎるとそれ相応の
事が起きて、いずれ沈んでいきます。
パワハラもそうです。僕はIT企業時代の
上司や先輩を恨んでこそいませんが、感謝
もしていません。
というのも、SNSでカテゴリ「番外編〜
僕が警備員をはじめた理由」の記事を
一部紹介したことがあります。
紹介先は、就職コンサルをやっている方。
その方が「大変な環境にいたのですね」
と言ってくれたのです。
イジメに等しい先輩の行いでは、
優秀でも後々ロクな事になっていないだろう。
因果応報でそう推測します。
その人たちが、因果応報よろしくそれなりの
目に遭ったと聞いても、「ザマ見ろ」とは
思いません。
彼らも生きるために必死だったのです。
僕が感謝すべきは「命があって良かった」
ことなのです。パワハラやイジメで命さえ
落とすケースがゴマンとあります。
そこまでいかなくても、心身を害して
その後の人生に深刻な影を落とすケースも
少なくない。
どんなに立派な事を言おうが、能力が高か
ろうが、人として続かなければ意味があり
ません。
一時的に人を魅了し、支配しても5年後、
10年後も続くのでしょうか。
健康面で沈んでいく人もいます。第一線で
活躍しても、中年以降健康を害していけば
自己責任です。
今の世の中、結果的に生き残った者の勝ち
なのです。目先の勝ちに固執して、滅びの
道を選んでは、意味がありません。
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