今回は、僕が過去記事で紹介してきた
警備の経験が活かせる、別業界への転職
を目指そう、という話をします。
いわゆる異業同職と呼ばれるもの。
このメリットについて深堀りします。
警備業界が嫌になった僕は、警備以外の
職を目指しました。とりあえず設備管理の
仕事をターゲットに。
但しこれは、警備と同じくビルメンテナンス
業界内での転職になります。業界内での
スライド転職。
警備と同じパターンになりゃしないか?
この不安がよぎりました。
その後紆余曲折を経て、ビルメンテナンス
業界以外の仕事に就くことができました。
中年になって、異種異業職へチャレンジする
のは、かなり厳しい。
もし上手く行ったとしても、収入とストレス
は、トレードオフです。ストレス増大と
引き換えの収入UP。
異業同職ならば、待遇面で高望みは厳しい
けれども、これまでの経験で対応できる仕事
なので、ストレスも少ない。
ある程度、相場が分かるメリットもあり。
分かりやすいのが、ホテルの警備員だった
人が、そのホテルの直雇用職員となり
守衛職に就く。
やる事はあまり変わりません。但し、待遇は
警備員としてではなく、そのホテルに準じます。
その辺は過去記事「ホテル支配人の憤り」
(前編・後編)で紹介しました。
警備員から転職するなら、給与UPするに
越したことはありませんが、給与面で妥協
できるなら、労働時間の短縮を勧めます。
これは同じレベルの給与で、労働時間の短い
仕事に転職する。時間という財産を手に入れる。
警備、特に施設警備をやっていれば、
拘束時間の長さに、精神的に削られます。
給与を労働時間ではなく、拘束時間で割って
みると、時給単価の安さにがっかりしたり
するものです。
具体的には、1当務当たりの日給を24時間
で割ってみれば、時給が出ます。
休憩中だって、自火報発報で対応したり
救急案件が発生したりして、休めない場合
もあるのです。
そうなると、時給当たりの単価はさらに安く
なってしまう。
当務のない、日勤の仕事に就いただけで
生活のクオリティーUPになる可能性が
あります。
ただ当務は平日が休みになるメリットも
あり、向き不向きもあるので転職時に
十分検討する必要があり。
転職で時間を生み出す効用は、一般的に
ストレスが減るという事。
仕事で溜まったストレスを飲む打つ買うで
発散していたならば、それらに使うお金が
が減って、別の事に使えるように。
趣味でもいいし、お金の勉強もいいでしょう。
副業にチャレンジして、収入を上げる試みも
できます。
上記をひっくるめると、新たな生き方の
実験ができるということ。
警備の拘束時間では、新たな生き方の
実験をする余裕がなかった。時間を
生み出し、改善する転職もあるのです。
拘束時間を減らすことを目的に、比較的
リスクの少ない転職が、異業同職への転職。
行きたい業界の吟味・研究は必要です。
やっている事が同じ様でも、業界が変われば
従事する人も変わります。
その人たちのものの考え方、情報などに
触れれば、警備とは違った生き方に気づく
ことも可能です。
警備の制服を脱いで、別の業界で仕事をする。
これが職業人としての意識に、大きな影響を
与えるのです。
警備の制服は、権威はありますが
それと同時に警備業界への帰属といった
意味があります。
警備業法でがんじがらめにされた象徴。
悪く言えば、警備業界への拘束です。
それを脱して、別業界で仕事をする。
警備時代の意識のままじゃだめだ、と
思うようになる。
知識や経験の延長上の仕事であっても、
職業人としての意識のアップデートが
必要になってくる。
この脱皮を果たして、警備業界からの
卒業となるわけです。
警備服を脱げば、世界が変わる。
あなたを取り巻く世界が変わる。
警備の仕事が嫌でたまらない人は、
まず警備服を着ない仕事を目指しましょう。
しじみエキスWのオルニチン
↑詳細はクリック
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image