今回は、政治の話ではなく施設警備で
受けた、苦情電話についての紹介です。
カテゴリ「施設警備2〜市役所迷走編」
でのエピソード。
A社市役所警備隊として従事し、1年が
過ぎ、業務も軌道に乗ってきた頃。
当時、守衛室で深夜一人電話番を
していると、変な電話がかかって
きてました。
電話の主は、老年男性か。
政治的な問答を吹っ掛け、どこに
聞けばいいのか問うといった、
嫌がらせが目的です。
一警備員が応えられる問題ではあり
ません。開庁時もう一度お尋ねください
と返事をする。
するとお前は使えないやつだ、といった
捨て台詞を吐いて、電話が切れます。
例えば当時、東京都が外形標準課税を
導入するニュースが流れていたので、
地元に企業を誘致したらどうか。
そんな警備員を困らせるような電話を
深夜帯にする方が、非常識ですよね。
そんなやりとりが昂じて、電話主は
「国民主権はどこにある!」と僕に
問い詰めます。
「質問の意味が分かりません」と返す。
するともう一度「国民主権はどこにある」
と相手は叫びます。
再度「質問の意味が分かりません」
酒でも入っているんじゃないか。
お前のようなボンクラを相手して損した
そんな捨て台詞を吐いて、相手から
電話を切ったのです。
その後、問題が大きくならなかったので
大したことではなかったか。
この手の苦情電話は、まともな人間じゃ
ないので、まともに受けないこと。
自分は建物の警備をしています。という
スタンスを押し通すのが良いですね。
もちろんクライアント側に報告する時に
対策について聞くのをお勧めします。
今回の記事で大事なのは、相手の挑発に
乗らない事もそうですが、録音など記録
を残すことです。
上記の事案の後、別件の苦情電話があり、
守衛室の電話に録音装置が付けられました。
応用編として、不審者に対応する時は
監視カメラが映っている場所で行う。
施設警備の電話対応は、かなり神経を
使います。官公庁閉庁時なら、行政の
代表となりますからね。
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