警備に限りませんが、職場に初めて
入った時に、先輩からよく言われる
言葉。
「1回(の教え)で覚えるように」
今回は、これに対する切り返しを
紹介します。
僕も最初に入った会社、カテゴリ
「番外編〜僕が警備員をはじめた理由」
で良く言われました。
その時、別の先輩曰く
「1回で覚えられるわけない」と
ボソッとこぼしたいました。
1回で覚えられない事をネタに、後輩を
イジメる手段のようになっている、
というのが別の先輩の解説。
早速ですが切り返しの文言です。
「1回教えたら覚えるように」には
こう切り返します。
「1回で覚えられるように教えて下さいね」
これで相手が何だこいつは、といった表情
なら、間髪入れずに次の文言。
「〇〇さんは、1回で覚えられたんです
よね。そのコツを教えてください」
1回で覚えろ、というのは教える側の苦労
しか見ない、いかにもブラックな言い草。
教わる側も、一日も早く使えるようになり
戦力になりたいのです。その苦労にも配慮
しなくてはいけない。
ブラック企業のお家芸「選別」がここにも
見て取れます。1回で覚えろという組織は
要注意です。
ここで選別が一概に悪い、という訳では
ありません。苛烈な手段で行う選別が
良くないのです。
職人さんは、まさにそうで1回どころか、
観て盗めという世界。できなければ罵声
は言うに及ばず、手が出ることもある。
そうした恐るべき慣習も、なり手が
いないという理由で、変わりつつ
あるようです。
警備も昔気質の人が多い職場だと、旧態
依然としています。1回で覚えろなんて
日常茶飯事かもしれません。
旧態依然とした職場は、これから立ち
いかなくなると観ています。
これから人手不足は、職人以外でも
拡がっていく、と観ています。
水を撒いてりゃ木は育つさ、みたいな
人への投資を渋りまくる企業は、競争
に負け、衰退していくでしょう。
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