僕が警備員を辞めた理由

カテゴリ「施設警備３〜ブラック企業編」
のB社でのエピソードを元に、今回はお為
ごかしのマウントについて。



いい年して口先だけで、実力の伴わない
人の意見は通らない、という話をします。



B社は全国規模のビル管理会社で、地元
では外資系保険会社ビルを警備して
いました。



同ビルでは、地元大企業系列のビル管理
会社が、設備管理を担当。彼らとは防災
センターで、職場を共にします。



そこの責任者が一癖あり、かつては営業を
命がけでやっていたという割には、設備
の資格を持っていない。



そう、設備管理に関しては素人で転職して
きたのです。尻ぬぐいは若手の部下が
やっていた。



そのためか、僕らに対して説教が好きな割
には、一般論しか言えない。仕事で苦労
してきたなら、自分の言葉で話せるのに。



なので陰では馬鹿にされていました。
それを感づいていたのか、マウントを
取るのに躍起。



彼の十八番は組織論であり、二言目には
組織組織と言う。アメーバのようなもの。



ここで変だと思うのは、組織は人が円滑に
動くための手段であって、主役は人です。



組織人としてどうあるべきか、が主語で
あるならともかく、組織が主語では
どうしたものか。



回想すると、彼は職業人しての劣等感を
隠す要領として、組織論をぶっていた。
これが社会人としてどうなのか。



偉そうなことを言うのに、設備関係の資格
を持っていない、どころが取る気すらない
・・・当然周囲は気づいています。



口の上手い人は、そうやってマウントを
取るもの。これは警備であっても同じ。



俺は警備に就く前は、もっと大変な仕事を
して来たんだぞ←それがどうした。



そこで勤まらなかったから警備に来たん
でしょ。この手のマウントは珍しくない
ですよね。



総じて、前職での経験を偉そうにいうのは
社会人として大したことありません。



本当に苦労して来たのなら、今の仕事に
取り組む姿勢でアピールするはずですね。