しかし、見た目が9割とも言われます。
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今回は、形を整えることの重要性と
警備という仕事で、見た目を磨く意義に
ついて語ります。
よく、人間は中身を評価しないといけない。
そう言われます。
その通りなのですが、中身を評価される
為には、見た目をクリアする必要があります。
転職面接で、髪はボサボサ髭は剃らないで
臨めばどうなるか。これに限らず初めて会う
人に対しても同じですね。
第一印象がすべてとはいいませんが、これに
しくじると挽回はかなり難しい。
そこで警備で培ったスキルと言える習慣が、
活きてきます。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社では外資系保険会社ビルを警備して
いました。
クライアント側が形に対して、厳しく求めて
来ました。前述の髪や髭などの事も含みます。
制服をフケなどで汚さないのもそうですね。
・靴は黒の短靴
・靴下は黒か濃い紺
その他、休憩室で食事する時には
臭いのきついものは避けること。これは
制服に付いた臭いで不快感を与える恐れが。
一見がんじがらめのように見えますが、
理由を考えれば理にかなっている。
警備は安心を売る仕事なのです。
制服を含めたいい印象を、与えられ
なければ安心を売る事はできません。
一般に施設警備の方が見た目に関しては
厳しく指導されます。これを堅いと批判せず、
見た目を整える訓練と思いましょう。
見た目にこだわり良い印象を与える、
といったスキルに発展させれば、
転職の際の武器になります。
これはある人から聞いた話ですが
「人間中身は簡単に変えられないが、
見た目は変えられる」
逆に言えば、見た目を変える努力をして
いった延長上に、中身も変わっていくと
言うことでしょう。
これに加えて、立哨時の姿勢や立ち振る舞い
に機敏さがあれば、より評価は高まります。
僕が警備に従事して思ったのは、こいつは
トロい、と周囲に思われると評価にまで
連動してしまう。
警備検定を目指したことのある人には、
巧遅より拙速という原則があります。
理屈をグダグダこねて動かない人より、
率先して動いてみる、という人が有利に
なる。もちろん警備仕様書の範囲内で。
話は脱線しましたが、見た目を整えるのは
警備からの転職にとっても武器になる。
「男の顔は履歴書」「40過ぎたら自分の
顔に責任を持て」と言われます。
中年になって口と要領で生きてきましたと
言わんばかりの人は、顔を見ればだいたい
分かるもの。
見た目とは、これまでの生きざまが反映
されたものでもあるのです。
口と要領に長けていれば、面倒なことは
大抵他人に振って、美味しいポジションで
仕事をする事ができる。特に警備では。
そんな人は、横柄さを見抜かれていずれは
沈んでいくものです。
自分は要領が悪くて、いつも面倒な役割
ばかり負わされてしまう、とお嘆きの方。
警備以外に新天地を求めた方がよいのかも
しれません。あなたの責任を背負って業務
遂行した生きざまは、顔に現れている。
これは警備からの転職において有利な要因
です。小さくても責任を負う立場で業務遂行
した実績は、職務経歴書を見ればわかります。
ただ、実際に面接でそれを裏打ちするものを
確認したいのです。横柄に他人を抑えることに
躍起になってきた人は、できない芸当です。
つまるところ、その人が普段何を考え
何を基準に行動してきたか。この積み重ねが
顔や見た目に現れます。
自分は要領が悪いから面倒な役割や責任を
負わされる、という考えから転換しましょう。
警備における要領の良さは、必ずしも他の
仕事において、善とは限らない。
要領よく立ち回っていても、社会人として
痛い行動ではありませんか?
警備隊の模範となるものでしょうか。
警備業界内でしか、通用しない生きざま
は、手本にしないようにしましょう。
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