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2022年02月06日

ラジオの効用





警備現場によりますが、施設警備の
詰所では、普通はTVはありません。



守衛から警備に委託したような施設では、
その名残で守衛室にあったりします。
基本、警備員が勤務中に見るのはNG。



但し、交通誘導でも郊外での夜勤とか
施設警備でも、監視を怠らない条件付き
で、ラジオが聞ける環境があります。



むしろ、災害情報などをいち早く知る
といった危機管理上の都合で、許可する
施設もあるのではないでしょうか。



ラジオはオフィスビルのような環境では、
特に要らないでしょう。むしろ郊外にある
施設などで活躍する可能性があります。



カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
のD社で警備した、郊外にある市の青果市場。



かつてはテレビが守衛室にありましたが、
苦情があり撤去。代わりにラジオが置かれ
ました。



このラジオ、情報源として侮れない。
目では監視しながら、耳はラジオに
傾けることができる現場でした。



過去記事「ブラック企業(今野晴貴著)」
を知ったのも、青果市場勤務中のラジオ
だったのです。



夜勤時、相方が仮眠して一人で守衛室に
居る長い時間を、単調にしなかったのは
深夜ラジオ番組でした。



静まり返った夜のとばりを、やさしく
包み込んだ癒しの歌
もありました。



このように、情報を得たり勉強をするのに
耳からというのは、いい方法です。



但しラジオがOKだからと言って、個人の
スマホの動画番組を音だけ聞く、という
のは少し違うでしょう。



そもそもラジオは勤務、それも監視業務に
支障がないと、クライアント側や会社が
認めたケースに限ります。



ポイントは、漫然と聞くのも悪くあり
ませんが、何か自分に役に立つ情報は
ないか、と意識してみること。



ピンときた情報や、自分の心に刺さった
言葉など、これからの人生にとって有為な
情報があれば、深堀りしてみましょう。



そういう意味で、青果市場という現場は
いい環境でした。
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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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