警備員からの転職では戦略的に動き
ましょうと、これまで述べてきました。
では具体的にはどういうアクションなのか。
今回はその一つを紹介します。
それはタイトルにあるように「逆算力」です。
望む未来を想定して、そこから逆算して行動
する。
過去記事「先を読んで行動しよう」がそれに
当たります。
警備に従事していても、いろんな立場の人と
接します。
施設警備ならクライアント側、清掃や設備等の
ビルメンテナンス会社、施設内に出入りする
業者さんなど。
立場の違う人たちと接すれば、利害関係から
摩擦も起きます。理不尽なことも多々ある
でしょう。
だからといって、不平不満や無軌道な批判を
仲間内でしていいものでしょうか。
誰かが密告する、というものではありません。
そんなことをされなくても、表情や態度で
見抜かれます。社会人を甘くみてはいけない。
現場で極力角を立てずにうまくやれれば、
それが反映された環境に行く権利を得る。
すなわち転職戦略の一環となります。
「この人は将来お世話になるな」
「この人は取引先になるな」
実際にそうならなくてもそんな想像をして
接する。もちろん相手が全うな社会人で
あることが前提です。
接する人が社会人として問題があるなら、
上司に相談しましょう。
親切にされれば、悪い印象は持たないもの。
少し話は脱線しますが、ある本で読んだ
話です。一人暮らしの老人に親切にしていた
青年がいました。
近所の人は孫と思うほどに親密にしていた
そうです。
老人はやがて自分の土地にアパートを建てる
ことになり、多くの業者が売り込みにやって
来たのです。
その中に、老人に親切にしていた青年もいた。
青年は、はにかみながら「これと、今までの
ことは関係ありません、とは言いません。
打算だと取られても仕方ありません」
だが、老人はその青年を選んだ。
「打算だとしてもあれだけ続ければ、それは
真心だ」と思ったそうです。
たとえ打算があっても、それを超えた真心を
持って、親切にされた相手は動かされる。
翻って警備現場で働く同僚はどうでしょうか。
言いたい放題、批判し放題ではありませんか。
彼らは、転職してより良い環境を目指す意思が
無いと見ます。そんな人たちとは距離を置き
ましょう。
未来から見て、自分はどうあるべきか逆算する。
これが戦略でなくして何なのでしょう。
これといったスキルや破格のコネの無い中、
警備員から転職する近道は「仕事運を上げる」
こと。
言い換えれば、「一警備員さん」という大きな
くくりから頭一つ抜け出す。
検定資格を取ったり、責任者になったりする
のはわかりやすいですね。
ただ平隊員であっても、頭一つ抜け出すことは
可能です。そのためには小さなことを
積み上げていく。
例えば、体制側を無軌道に批判して仕事運を
下げない。
接する人と良好な関係を築く。
交通誘導もそうですが、施設警備では関係者
との綿密な連携が業務遂行のキモです。
関係各者とうまくやれる、これも一つのスキル。
こういった勤務態度は、クライアント側や
設備・清掃など社外の人たちはよく見て
います。
自分はこれといった技能もない、責任者でも
ない平隊員であっても、上記のような地道な
積み重ねで、新天地を目指すことも可能。
「こいつは一味違う」存在感を醸し出すこと
ができれば、半分成功したようなもの。
警備員が嫌でもう少しましな環境を目指すなら
「警備員さん」という十把一絡げに見られる
存在から頭一つ抜け出す。
それは、世間一般に思われる警備員のイメージ
から、いい意味で少し外れること。
これは難しいことではないでしょう。
社会人として痛い警備員はたくさんいます。
転職に特効薬はありません。だからこそ
逆算力を使って、戦略的に動く。
日常の勤務態度、言動に少し留意していく
小さな良い習慣が、その他大勢と差をつける
ことができるのです。
小さなアドバンテージも積み上げれば、信用
に化けていきます。
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