原付２種は通勤最強？: 僕が警備員を辞めた理由

2021年12月12日

原付２種は通勤最強？

２号業務（特に交通誘導警備）に従事する
隊員にとって、現場への足は欠かせない。

地方だと、公共交通機関がカバーできない
現場に赴くこともあります。

そこで「足」となるのがバイク。
地元でも、警備会社の制服を着たまま
バイクで通勤する姿を見ます。

スクーターで通うのが一般的です。
メットインもあるし、リアボックスを
付ければ荷物の積載も容易ですからね。

中には、旗や誘導灯を収納する筒のような
ものを、自作している人も見ます。

ところで、スクーターといっても５０㏄は
厳しい、というのが今回のテーマです。

普通自動車免許におまけでついてくる
原付免許。手軽に乗れるメリットが。

しかし、通勤や生活の足に使うのは
いささか厳しくなってきました。

制限速度３０キロについては言うまでも
ありませんが、二段階右折もあり、
通行帯の制限も厄介です。

加えて、昔は２サイクルエンジンを搭載
しており、発進加速もそこそこでした。

しかし環境問題で４サイクルエンジンに
取って代わり、アンダーパワー。

値段も２サイクル時代に比べ割高となり、
あまり５０㏄に乗るメリットがありません。

そこで、原付２種と呼ばれるカテゴリーが
注目されています。

主に１００～１２５㏄のバイク
（スクーターが多い）で
ナンバープレートはピンク色（原則）。

これなら、制限速度は４輪と同じで二段階
右折や、通行帯の制限もありません。２人
乗りもできます。

一方、免許は小型自動二輪免許が必要です。
スクーターやカブなど、クラッチレバーを
使わないなら、AT限定でOK。

取得費用は、普通自動車免許を持っていれば
１０万円程度、最短２日で取得も可能だそう
です（但しAT限定）。

１２５㏄のスクーターは、足替わりの気軽
な２０万前半のモデルから、ツーリング
にも使える装備のものまでいろいろです。

５０㏄で、不便や危険を感じているなら
原付２種にステップアップするのも悪く
ありませんね。