上記タイトルはトレンドワードとなって
いたものです。自己責任社会の象徴。
ある女性がSNSに「手取り13万円マジで
悲惨だよ」と投稿したことが発端です。
外食できないお茶できない車持てない
服コスメおしゃれできない習い事できない
息抜きできないし趣味もぜんぶ捨てなきゃ
ただ生きてるだけ、しかもちょっと気を
抜くと13万オーバー、と続きます。
これに対するコメントが、悩める日本の
現状を現している。
今回の記事ではその対抗策について
考えてみます。
上記投稿に対して、厳しいコメントがずらり。
「違う仕事をすればいいじゃないか」
そんな簡単にいくもんなのかね・・・
一方、34万人の事務職を希望する女性が、
コロナ禍で仕事が見つからない、と言う
記事に対しても
「楽な仕事ばかりしようとするな」
余裕なく、厳しく弱肉強食の世の中になって
しまっています。
いつから日本は自己責任の国になったの
でしょう。こんなに他人に厳しい国だった
のでしょうか。
成果主義が幅を利かせ、悪い意味での個人
主義が台頭してきました。バブル崩壊後、
目だってきたのは今世紀に入ってから。
体育の「前にならい」よろしく、前の人の
首を絞めながら、自分も後ろの人から同じ
事をされている・・・
相手の顔の見えないSNSなどは、特に苛烈な
コメントになったりします。相手を叩く事に
お互い躍起になれば、社会が地盤沈下します。
さて、手取り13万円は僕も経験があります。
カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編の
D社時代。
郊外の青果市場警備に異動になった僕は、
給与が下がり、手取り13万円程に。
半年で脱出しました。
金銭的にカツカツのなってしまう最大の
デメリットは、気持ちもカツカツになって
しまうこと。
回想するにこれは使う側であるD社の戦略
で、思考停止させ周りを見えなくする。
お前は警備、それもD社以外で働けないんだ
と思わせる策略だった。
こうなると人間は自分の居場所を快適に
しようとします。
すなわち現場で気に入らない隊員を排除する
か、力で抑えるか。ますます心は貧しくなり
ますね。
溜め、すなわち余裕を失った人間のする行動
は、分かり切っています。これを見越した
人事だったのです。
もしあなたが、僕のような状況であれば
まず、その環境からの脱出を考えましょう。
搾取する側の思い通りにさせてはいけない。
警備業界内での転職でもいい。但し余裕の
ない状態での転職は、往々にしてブラック
企業の餌食になりやすいもの。
一番のお勧めは職業訓練に行く事。カテゴリ
「警備員を辞めたい人へ」を参照下さい。
次のお勧めは、緊急雇用対策事業を利用する。
主に自治体に対して予算を割り当てられ、
募集を行うことがあります。
両者とも、事前にハローワークへ行って
詳細を確認下さい。
冒頭で僕は自己責任社会と言いましたが、
日本には、まだまだ利用できる公的支援
制度があります。
これを利用する目的は、溜め(余裕)を作る。
気持ちがカツカツだと、それすら気づかない。
結論として、手取り13万円で悩むなら
まず「溜め」を作ること。
溜めを作る手段として、職業訓練や緊急雇用
対策事業など、公的支援の利用を考える。
もう少し突っ込んで言えば、会社都合退職を
勝ち取れば、国民健康保険が自己都合退職の
場合よりも減免になったりします。
公的支援を利用して新たな気づきを得る
「溜め」を作る。思考の間口を拡げると
いった方が適切でしょう。
収入が同じでも、時間を捻出する事に成功
すれば、新たな気づきを得るチャンスが
得られるもの。
それは心身を休め、体力や思考の溜めを
取り戻すことに他なりません。
総じて日本人は頑張りすぎです。いろんな
意味で余裕のない人が多すぎます。
これだけ頑張っているのだから、搾取は
やめろと文句を言う人が増えれば、
世の中は変わっていくでしょう。
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