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2021年10月31日

百里の道を行くときは

百里の道を行くときは、九十九里をもって
半ばとせよ、という先人の言葉があります。



宇宙戦艦ヤマト(初代)で、イスカンダル
のある大マゼラン星雲を前にして、佐渡先生
が言った言葉。



このアニメは名言が多く、僕も好きなの
ですが、時々引用しようと思います。





さて、このことわざですが転職においては
どうなのか、が今回のテーマ。



僕が警備員からの転職において、99里を
半ばとしていたら、めげていたでしょう。



第一、どこが99里かすら分かりません。
回想するに、カテゴリ「暗中模索編」で
職業訓練に行っていた頃か。



転職というのは、まず1度でうまくいく、
そう思わない方がいい。もちろん1度で
上手く行けばラッキーです。



転職成功の進捗状況と、時間は必ずしも
一致しない、そう思います。



というのは、僕がカテゴリ「エピローグ
〜さらば警備業界編」でD社を辞めて
児童福祉施設の臨時職員になりました。



警備業界は脱したものの、アルバイト扱い
で、長く勤める所ではありません。次の
仕事を捜しながら勤めていました。



それから2年して、今の仕事にありついた
のです。



警備脱出を志してから、8年かかった工程
から考えれば、2年は長い。半ばとまでは
いきませんが進捗75%です。



だけれども、気持ち的には99里でした。
ただ次が見えない。もう警備員に戻らなくて
いいんだ、という気持ちの余裕はあります。



その2年間で、僕が新たな業界に行く
メンタル的な準備をしていた。もっと言えば
警備で疲弊した心身の立て直し。



僕がラッキーだと思ったのは、99里まで
来ながら、2年かかったのは新しい業界に
対応する準備期間をくれたこと。



焦ってブラック企業をつかまされるリスクを
排除するにも、必要な時間だったのです。



なので、99里をもって半ばとせよという
のは、新しい環境に行く準備にも時間が
かかる、と解釈してます。



しかしながら僕は上記の2年の間、
果報は寝て待てに近い状態でチャンスを
待ちました。メンタルを立て直しながら。



旅と言うものは最後がしんどいから、気を
引き締めろ、と言うのがことわざの言わんと
するところでしょう。



僕が個人的に解釈するのは、99里まで
来たのだから焦らずに、チャンスを待て。



願望実現をほぼ達成したら、リラックス
して焦りを排し、実現化を信じて心地よく
いる事も、また大事なのです。
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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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