半ばとせよ、という先人の言葉があります。
宇宙戦艦ヤマト(初代)で、イスカンダル
のある大マゼラン星雲を前にして、佐渡先生
が言った言葉。
このアニメは名言が多く、僕も好きなの
ですが、時々引用しようと思います。
さて、このことわざですが転職においては
どうなのか、が今回のテーマ。
僕が警備員からの転職において、99里を
半ばとしていたら、めげていたでしょう。
第一、どこが99里かすら分かりません。
回想するに、カテゴリ「暗中模索編」で
職業訓練に行っていた頃か。
転職というのは、まず1度でうまくいく、
そう思わない方がいい。もちろん1度で
上手く行けばラッキーです。
転職成功の進捗状況と、時間は必ずしも
一致しない、そう思います。
というのは、僕がカテゴリ「エピローグ
〜さらば警備業界編」でD社を辞めて
児童福祉施設の臨時職員になりました。
警備業界は脱したものの、アルバイト扱い
で、長く勤める所ではありません。次の
仕事を捜しながら勤めていました。
それから2年して、今の仕事にありついた
のです。
警備脱出を志してから、8年かかった工程
から考えれば、2年は長い。半ばとまでは
いきませんが進捗75%です。
だけれども、気持ち的には99里でした。
ただ次が見えない。もう警備員に戻らなくて
いいんだ、という気持ちの余裕はあります。
その2年間で、僕が新たな業界に行く
メンタル的な準備をしていた。もっと言えば
警備で疲弊した心身の立て直し。
僕がラッキーだと思ったのは、99里まで
来ながら、2年かかったのは新しい業界に
対応する準備期間をくれたこと。
焦ってブラック企業をつかまされるリスクを
排除するにも、必要な時間だったのです。
なので、99里をもって半ばとせよという
のは、新しい環境に行く準備にも時間が
かかる、と解釈してます。
しかしながら僕は上記の2年の間、
果報は寝て待てに近い状態でチャンスを
待ちました。メンタルを立て直しながら。
旅と言うものは最後がしんどいから、気を
引き締めろ、と言うのがことわざの言わんと
するところでしょう。
僕が個人的に解釈するのは、99里まで
来たのだから焦らずに、チャンスを待て。
願望実現をほぼ達成したら、リラックス
して焦りを排し、実現化を信じて心地よく
いる事も、また大事なのです。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image