僕が警備員を辞めた理由

自己愛的人格障害者について、一連の記事を
書いてきましたが、今回で一段落します。



今回の記事は、いかに自己愛的人格障害者に
自己実現させないか、思い通りにさせないか
という戦略についてです。



まず最初に、モラルハラスメント（以下モラハラ）
を行い、他人の尊厳を辱めることで、己の葛藤を
解消する自己愛的人格障害者。



彼らの特徴は、散々相手を傷つけながら
相手に好かれているという思い込みがあるようです。
自分が嫌われている、といった自覚がない。



これは対立して敵対関係にならないと解消は
難しいでしょう。



こう思ったのは僕の経験からで、職場では
敵対するのを避けようとする、社会人としての
良識を逆手にとっています。



後輩が下を向き、話を聞きたくないと表現して
いるのにもかかわらず、自分の言い分ばかり
まくしたてる自己愛的人格障害者の同僚。



カテゴリ「施設警備３〜ブラック企業編」の
C社で、僕を退職に追いやった自己愛的人格
障害者の隊員もそうです。



僕は彼に反発して怒鳴られるとこまで行ったのに、
数年後再会したときには、向こうから話しかけて
くる。



胸倉でもつかんで搾り上げないと、嫌われて
いるのをわからなかったか。



このように、自己愛的人格障害者は相手の
気持ちを考えないもの。



加えて彼らのコミュニケーションは内容よりも
形式が重要なのです。



こういった輩が職場にいると、ギスギスします。
退職までいかなくても、嫌な思いをしながら
人生の多くの時間を共に過ごさなければならない。



今回紹介するのは、同僚レベルすなわち立場が
同じという前提です。



対処法としてはまず、彼らが広い意味での
精神病者であると気づくこと。



「モラルハラスメント」著者は、症例なき
精神病者と評しています。単に嫌な奴という
認識からグレードアップ。



レッテルを張るのはいけませんが、彼らの正体を
見破ることが、思い通りにさせない第一歩。



距離を置いて被害を最小限にしたいところですが
仕事上、そうはいかないケースもあるでしょう。



そこで仲間を味方につけ団結し、上司に彼らの
狼藉ぶりを報告する。



根回しは必要ですが別の部署に異動になれば
ベスト。これはおいそれとはいかないでしょう。
そこで彼らの攻撃力を削ぐ次善の策。



僕が見たケースでは、自己愛的人格障害者は
小さな権力を振るって相手を支配します。



もっと大きな権力で踏みつぶされるぞ、と
出てこられると、おとなしくなるケースが多い。
自分が一番かわいいですからね。



ただ、上司が自己愛的人格障害者だった場合、
さらに幹部がそうだった場合は詰んでます。



上記カテゴリのB社がまさにそうでした。
転職も視野に入れるのをお勧めします。



もう一つ、自己愛的人格障害者を思い通りに
させない方法があります。職能力の高い相手
にも有効です。



ただこれはかなり高等テクニックなので使える
ケースは限られますが、紹介します。



自分の得意分野で自己愛的人格障害者を
言い負かしても、別のケースでやられる
リスクが増します。



彼らは屈辱に耐えられないからです。
それと、自分のことが見えていない。



それならば「貸しを作る」がベスト。
無言のプレッシャーをかける。



とはいえ仕事で貸しを作るのはハードルが
高いですね。貸しを作る能力や人脈が要ります。



しかし貸しを作った相手を攻撃すれば、恩を仇で
返す奴という評価になります。日本社会では
立場が悪くなる。



これをやるには、自己愛的人格障害者の
苦手な分野（人間関係に着目）をつぶさに
観察する必要があります。



と同時に自分の得意分野や人脈を知り、
磨きをかける。武器を研ぎ澄ますように。



お前が思っているより、敵は多いんだぞ。
お前のために地球は回っていないぞ。



こういう無言のプレッシャーをかけていく。
自己愛的人格障害者が個人戦でいくのを
団体戦で迎え撃ちます。



こうやって思い通りにさせない、言い換えれば
偉く思わせない戦略が、モラハラの抑止力に
なるでしょう。

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