僕が警備員を辞めた理由

これまで、自己愛的人格障害者が職場で
権勢を振るう実態について書いてきました。



どうも彼らモラルハラスメント
（以下モラハラ）を振るいやすい
環境に身を置くのがうまいのでは。



今回はなぜ、モラハラを振るいやすい
環境に身を置きやすいのか、そして
その対策について観ていきます。



「モラルハラスメント」に書いてあるように
自己愛的人格障害は、広い意味での精神病と
言えます。



精神病者ならではの特徴で、僕が感じたのは
根拠なき自信があるということ。



これが厄介なのです。



根拠があろうがなかろうが、自信という
ものは、自分にとって有利な環境を引き寄せ
ます。



例えば、モラハラのターゲットになりそうな
人間がいるコミュニティを見つける。



自分に主導権を握らせてくれそうな会社幹部
に面接で売り込むことも可能です。



職能力をあまり問われない警備などは、
ハードルが低いといえるでしょう。



自信が滲み出るアピールで、面接突破の
強力な武器になります。



ただその自信（自己肯定感と言い換えてもいい）
は、他人の自己肯定感を奪ってきたのと引き換え。



引き寄せの法則的に見ても、自分の望む
環境を、ゲットしやすい訳なのです。



加えて会社幹部がモラハラ体質であれば、
類は友を呼び、さらに入り込みやすくなる。



こうして、能力はともかくモラハラで
他人を支配しやすい、そんな職場環境へ
アプローチするのです。



根拠なき自信で面接を突破すると、第二段階。
職場で優位に立つのも得意。



それは自己愛的人格障害者が、相手を支配する
とっかかりで使う技「相手を魅了する」



多くは話の面白さがきっかけで、この人は
何か持っていると思わせる。仕事以外の
うんちくなど知識の披露もそうです。



他人を魅了すると今度はターゲットとなる
モラハラ被害者を定めます。職場キャリアの
少ない新人が狙われやすい。



または、こいつは攻撃しても反撃してこない
だろう、と見定めた人間もターゲットに。



ターゲットを決めると、あら捜し＆恥辱が
始まります。



最初のうちは、自分の為を思って注意してくれ
ていると思わせる。周囲にも同じ演出。



しかし目的は相手を辱めて支配することであり、
おためごかしの説教であるわけです。



ミスを指摘するときは鬼の首でもとったように
得意げです。ミスは誰にでもありますが、針小棒大
にいうのが自己愛的人格障害者。



こうしてターゲットとなった人間は次第に
「こいつはダメなやつだ」と思われていく。
挽回しようにも周りに味方はいなくなっている。



上記は「負のハロー効果」を悪用し他人を
貶める方法。



こうして、職場から排除されたくなければ
自分の支配を受け入れろ、となるわけです。



もし反抗でもした日には、組織から排除する
事を厭いません。これは僕もやられた手法です。



カテゴリ「番外編〜僕が警備員を始めた理由」
最終章に紹介しました。



職能力が大して求められない警備のような
職場であれば、モラハラ加害者の社会人と
しての矛盾を突き、反撃することも可能です。



但し、相手が職能力の高いモラハラ加害者
だったら、難しくなります。



会社（上司やコンプライアンス部門）に訴えても、
彼らは組織にとって有為な存在であることが多い
ので、体制側はなかなか腰を上げない。



それどころか、被害を訴え出た側を罰するような
対応に出ることもあります。加害者側はそこまで
計算しているもの。



こうなったら、相手の行為をつぶさに観察して
犯罪レベル（強要・名誉棄損など）を記録して
その道のプロに相談するしかありません。



これってDVの対処と同じなのですよね。
専門家を間に立てて、法的措置を取る。



そこまで行ってしまえば、争うより辞めた
方がコスパがいいケースもあります。



ここでただ辞めるのではなく、過去記事：
一矢を報いるをやって欲しい。会社都合の
退職に持ち込むだけでも違います。



そうすれば屈辱にまみれ、負け犬根性で
去るのとは大違いです。

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