警備員になる多くの人が、前職からの転職
を余儀なくされた人ではないでしょうか。
僕もそうです。もっと言えば前職が勤まらず
ドロップアウトしてきたのです。
今回は、前職が上手く行かずドロップアウト
しても、道はあるという話をします。
僕はリストラに近い形で前職を去りました。
カテゴリ「番外編〜僕が警備員をはじめた
理由」第5章以降に詳しく書いています。
辞めて地元にUターンするも、コネなし
スキルなし自己肯定感なしの三重苦。
しばらく定職に就けませんでした。
そこから浮上したのが僕の警備員人生
だったのですが、前職で受けたダメージ
を回復するのには、時間がかかった。
僕は警備員になる前、周囲から散々
「お前は何をやりたいんだ」と
言われていました。
今回の記事の核心になっていきます。
仕事では何をやるか以上に大事なことがある。
「誰と仕事するか」「どんな働き方をするか」
仕事が続かないのは、仕事の内容よりも働き方
が合っていないのでは。もちろん人間関係も
含んでいます。
警備でも、最初やる気がなく仕方なく就労した
けれども、何年も続いているのは働き方が
合っているのではないのですか?
例えば、施設警備では24時間拘束の当務が
あります。その代わり、平日の昼間を有効に
使えるメリットも。
交通誘導警備では、工事が早く終わって
丸一日働かなくても、一日分の日給を貰える
会社もあったりします。
警備でノルマや納期に追われて、エンドレス
残業におののく事は、まずありません。
時給単価的に前職より安くても、削られる
環境になりにくい(ブラック企業は除く)
面があるのです。
前職でドロップアウトして警備員になっても、
気にする必要は全くありません。
昭和から平成の前期までは、終身雇用制度が
一般的であり、そこからのドロップアウトは
社会的落伍者の烙印を押されるものでした。
実際、僕が最初勤めた会社でも先輩から
「お前は何処にいってもだめだ」と
飲み会の席で言われるハラスメント。
ドロップアウトしたら人生終わる。だから
何が何でもしがみつけ。これが年間自死者
2万人を出す国の労働者の価値観なのです。
人間関係も含んだ働き方が合っていれば、
自然と続くものなのです。
ところで僕が警備員をやってきて、
一番の収穫は、自己肯定感を回復した事。
最初に勤めた警備会社A社で、僕は認められ
Y課長の不手際で退職する時に、社長自ら
辞めないでくれ、と言われました。
お前はもういらない、と言われた前職とは
真逆でしたね。
極端な話、人は働く環境で評価はどうにでも
なります。
結論として、ドロップアウトそのものは
悪ではありません。仕事が続かなくても
いいじゃないか。
問題は、ドロップアウトの過程で、
自己肯定感を奪われること。
実際僕は、警備業に就く前に前職で
いじめのような仕打ちを受けて、
自己肯定感がボロボロになりました。
経験やスキルも大事ですが、それに増して
転職で重要なのは自己肯定感。
貴方が面接する側だったとして、自己肯定感
の無さがにじみ出る人を、雇いたいと思える
でしょうか。
ちなみに警備業のいい所は、就労の敷居が
低いこと。自己肯定感最低の僕でも、
雇ってもらえたのですから。
最後に一つ、留意点を言います。
僕は、ドロップアウトは悪ではないと
言いました。これからはそうなるでしょう。
しかし、ドロップアウトは許さないという
旧態依然とした意識の人たちが、未だに
います。
過去記事「屈辱の代償」が参考になる
と思います。
こういった人たちが支配する環境は、長居
しない方がベターです。せっかく上がった
自己肯定感が下がってしまう。
時代は変わりつつありますが、既得権益の
美味しさを手放せない、旧態依然とした
組織もまだまだあります。
たかが仕事で人間としてダメだなんて、誰が
決めたのでしょうか。仕事の代わりはいくら
でもあるけど、貴方の代わりはありません。
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