僕が警備員を辞めた理由

前回の記事で投資の話が出ましたが、
難しく考えることはないと思います。



投資と言うと、株式やFXなどの金融関係
を想像しがちですが、もっと身近なもの。



今回は、よりよい環境を目指すために、
警備からできる投資について語っていきます。



一番効率の良い投資は、自分への投資。
それも自分の知識を上げるインプット。



流浪の民となったユダヤ人は、畑を耕すこと
よりも、頭を耕すことに力を入れました。



頭を耕すと言っても、何をしていいか
分からない人もいると思います。
無理もありません。



まず、手っ取り早くできるのは資格を目指す。



危険物乙四は比較的少ない勉強で取得できる
人気資格です。



直ぐに役に立たなくても、資格取得のメリット
ですが、仕事の幅が拡がる可能性を見出す
きっかけになります。



僕が地元で見た求人で、油槽所の夜間当直員
の仕事がありました。警備の経験が活きそうな
仕事です。



給料は、地元警備業界の相場よりちょっといい
レベルでしたが、福利厚生が大企業の系列なので、
その恩恵にあやかれます。



但し、危険物乙四が要る。



この壁に阻まれ、もう少しいい仕事を見逃す
のは、勿体ないと思いませんか？



その他の求人で、セルフスタンドの夜間監視員
（危険物乙四必須）がありました。



加えて大型免許＆けん引があれば、タンク
ローリーの運転手という職もあります。



このように、資格一つ取るだけで警備しか
できない自分と決別できます。またはその
可能性を得る事ができます。



もう一つ、資格をとるメリットとして
「自信がつく」があります。



警備員をやっていて、同僚は余暇で何をして
いるでしょうか。向上心のない人が多い
ですよね。



休憩時間はもっぱら飲む・打つ・買うの話題
でもちきり。加えて会社や上司、同僚への
批判といったところでしょうか。



そんな連中から頭一つ抜き出た、という自信
というか、精神的アドバンテージを得る事が
可能なのです。



資格一つで人生が変わる、とは大げさですが
向上心のない同僚とは少し違う世界にいる、
そう自負することはできます。



このインプットするかしないかが、将来を
決めるといっても過言ではありません。



ましてや、警備が嫌で別の仕事を志して
いるのなら、何らかのインプットアクション
を起こしていきましょう。



もっとも、一念発起して勉強したいなら
何度も紹介しているように職業訓練が
ベスト。



僕が取得した第二種電気工事士の資格は、
職業訓練校に通ったからこそ取れました。



上記資格を目指して職業訓練に通うなら、
事前にカリキュラムの確認が必要です。



最後に、インプットのコツについて紹介
します。



警備、特に施設警備は拘束時間が長く
精神的に疲れます。２４時間の当務は
精神的にも長いです。



夜間勤務に入り、せわしなくなくなった
にしても、疲労感が溜まり勉強はつらい
もの。



当務明けで帰って勉強しようとしても、
脳のパフォーマンスは６割くらいになった
感覚がします。



上記の様な疲れた状態で、書籍に向かうには
かなりの難行です。そういった時に
どうするか。



YouTubeなどの動画アプリやvoicyなどの
音声アプリを活用しましょう。



書籍で勉強するより、少ない労力で
インプットできます。



休憩時間イヤホンを使って視聴もいいし、
自己責任ですが、勤務中の暇な時間帯で
聞く方法もあります。



書籍で勉強するのは、疲れが取れて脳の
パフォーマンスが上がった時にしましょう。



僕が警備員時代の休憩時間、控室で携帯に
向かっている姿を見た設備担当の社員さんが
「株式投資してるの？」と聞かれました。



やっていたのはいわゆる「ポイ活」でしたが、
熱心にやっているような表情がそう感じさせた
のでしょう。



インプットにしろポイ活にしろ、ただやる
のではなく「自分への投資」という意識を
持ってやると、成果が違ってきます。

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