僕が警備員を辞めた理由

警備員をやっていて一番の悩みと言って
いいのが「給料が安い」ですよね。



もっと言えば、拘束時間の割に報われない
といった不満感では。他の事ができない
砂漠にいるような感覚。



今回は、中年警備員が給料を上げるには
どうすればいいか、人生をより良くする
ヒントになれば幸いです。



結論をざっくり言うと、警備業界より相場の
いい業界で働きましょう。



給料は業界の相場で決まります。特に地場
中小警備会社は、待遇も横並びです。



たまに、CMを出している大手警備会社の求人
が出る事もあります。大手なら待遇も違う。



ここで注意したいのは、会社に大手警備
会社の名前を冠していても、実態は
フランチャイズもあるということ。



待遇的には、地場警備会社と大して
変わらなかったりします。求人票を
注意深く見る事です。



もう一つ、地元の相場を超えた求人に
東京本社の会社が出しているもの。



カテゴリ「施設警備３〜ブラック企業編」の
B社がそれに該当します。



本社が東京にあり、全国規模の会社でした。
ビル管理会社でしたが、警備物件では外資系
保険会社ビル警備を主に担当。



地元では破格の待遇。但しこれに安住する
のは危険です。



その理由は、地元で破格の待遇はいつまでも
続くものではないということ。



地元にはB社が警備する物件が１つしかなく
入札に負ければ、撤退=解雇となります。



それ以前に、B社はリーマンショックで
ブラック化し、強引に隊員を切ったりした
ものです。



こうして、警備業界が嫌になった僕は
業界からの脱出を志し、歩き始めました。



「警備より少しましな仕事を」



中年になった僕は高望みはNGと自戒しま
した。破格のコネや才能もありません。



全く別の仕事で働くにも、体力的について
いけません。ならば、これまでの経験が
活きる警備業界外の仕事を捜そう。



警備の経験が活きる、警備業界、いやもっと
言えば、ビルメンテナンス業界以外の仕事。



こうしてもがくうちに、今の仕事に巡り
会ったのです。偶然のようで必然。



僕が実感するのは今より少しマシな、給料そ
含めた待遇の仕事に就くには、自分への投資が
必要なこと。



カテゴリ「施設警備３〜ブラック企業編」の
B社では、平隊員が暇を持て余している間にも
訓練や、知識の取得に僕は勤しんでいました。



責任者（班長）として全く割の合わない仕事で
あったでしょう。平隊員は文句だけは百人前。



この時の理不尽な経験も、また肥やしになって
いたのです。今の仕事を引き寄せるための。



B社を退職した元同僚のその後を耳にするも、
B社時代レベルの待遇で働いている
のを聞きません。



平隊員にとって、快適な美味しい環境であった
のでしょう。それに甘んじて職能力を磨くことを
怠った結果なのです。厳しいけれど。



B社退職後、僕のように職業訓練に行った同僚も
いましたが、上記の然りなのです。



僕は一敗地に塗れた職業訓練で、捲土重来を
期して資格を取得しました。



・第二種電磁工事士
・乙種四類危険物取扱者
・２級ボイラー技士



これらの資格は今の仕事の役に立っている
訳ではありませんが、縁を得る経験値として
計上されていたようです。



これまでの人生の流れを変えようと発願し、
一歩を踏み出す事で、新たな縁が出てくる。



無駄な経験や、勉強と後悔した事でも新たな
気づきを得る、きっかけくらいにはになります。



警備に限りませんが、転職は気づきと縁です。



結論として、警備からもう少しましな仕事に
就いて、待遇を良くするには投資、それも
自分への投資が要る。



知識や資格の取得もそうですが、他人が楽を
している中でする、理不尽な苦労も無駄には
なっていない。



今回の話は少しヘビーになりましたが、悩んで
いるなら努力や志といった覚悟めいた言葉よりも、
環境より良く変えるには、と考えればOKです。

電子マネーが貰えるオンラインスロット
↑check it now!