今回は、警備に限らず要領良く生きるために
ライフハック的な話をします。
会社員でも、常に全力で働いている人は急に
病むリスクが上がります。
対して、上手に手を抜いている人は抜け目
なく勤め続けますよね。以下警備に
フォーカスを当てて見ていきましょう。
僕は以前、警備員を長く続けるなら平隊員の
ままでいるのがコスパがいい、と言いました。
その理由は、60点で勤まるからです。
責任者になると、僅かな手当と引き換えに
100点、いや120点を求められます。
というか、合格点のバーをどんどん
上げられる。但し会社や上司のあり方
次第でしょうが。
そこで、60点の警備員を続け個人の
リソースを温存するには、どうすれば
いいのでしょうか。
その前に、警備員が自らの落ち度で大きな
トラブルを起こせば0点になります。
これが前提です。
それを考えれば交通誘導警備で、60点の
パフォーマンスというのは難しい。
片側交互通行で、手を抜けば事故に直結します。
駐車場警備も車の誘導を行う現場ならそうです。
確かに暇な現場もありますが、おいそれと
隊員に都合の良い現場ばかりが回ってくる
はずがありません。
手を抜いても60点のパフォーマンスは、
施設警備がやり易い、そう思います。
具体的には手を抜くとはどういうことか。
証拠(証人)が残らないという行為。
但し、以下紹介する2つの行為は自己責任で
お願いします。いつもこうではいけません。
@全社員退館後来訪者もなく、出入管理を
行う可能性がゼロに等しくなったので居眠り。
これを白昼やってしまった隊員がいて、警備
会社ごと替えられた事案があったそうです。
A疲労困憊して巡回に行きたくない。
これといって問題が起きそうにないので、
監視カメラに映る部分だけ巡回した。
手を抜いたという証拠が、残ってしまっては
60点はキープできません。上記巡回でも
カメラに警備員が映ってないと決定的です。
また、手を抜いてもトラブルにならないか
状況を吟味するのも大事なのです。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」の
B社では、業務日誌の他に巡回チェックシート
を記入させていました。
深夜巡回せず、チェックシートだけ記入
している隊員も居たようです。その矢先、
監視カメラのチェックが入った。
もっとひどい別の現場のケースでは、夜間
監視カメラを操作して、警備員の巡回コースを
故意に映さないようにしていたことも。
もはやこれは、手抜きを超越した犯罪行為に
近いものです。
最後に知識取得や経験から学び、手を抜いても
60点のパフォーマンスが出るように努力する
のも、一つの方法です。
一方、手を抜いても60点になるような
環境を捜す。こっちの方がコスパがいい。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」の
B社のように、いくら貢献しても報いるどころ
か、搾取するだけのブラック企業もあります。
それならば、60点でも良しとしてくれる
環境を見つけた方がいいに決まってる。
今回は手を抜くといったテーマで、不届きな
イメージを持たれた人もいるかもしれません。
だけれどもいくら貢献しても雇用の保証さえ
おぼつかない環境では、誰が身も心も捧げる
必要があるものでしょうか。
ならば、個人のリソースを温存する事が一番
重要です。これは自分を守るだけでは
ありません。
リソースを温存し、できた余力を別の生き方の
実験に使うことも可能になります。
副業でもいいし、警備以外の仕事を捜すのも
いいでしょう。
もはや、一つの会社にしがみつくだけでは
危機管理としてはおぼつかない。
キャリア形成のため、1年くらい警備に
コミットし検定を取るのも悪くない。但し
どこか冷めた部分も持って欲しいもの。
さらに将来は幹部にと期待されコミットする
なら、会社や上司は人生を預けるに値するか、
冷静に吟味して見るのを勧めます。
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