の頃、既に警備以外の仕事に就きたいと
思っていました。
かといって明確なビジョンもなく、漠然と
過ごす日々。
警備会社A社の待遇に不満はあっても、
警備を極めた延長に上がりの如くゴールが
あると思い込んでいました。
警備を全うすれば、もっといい条件の仕事が
見つかる。こんな浅はかな考えで過ごして
いたのです。
A社で一定の成果を上げた僕は、B社へ転職。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」の
始まりです。
B社、C社と連続して潰され一敗地に塗れた
僕は、職業訓練に行く事を決意します。
何故報われない環境で頑張ってしまったのか。
今思い返せば、自分がそう望んでいたからなの
です。
今回は、信念が未来の環境を創るといった話を
します。
A社市役所警備では、クライアント側である
市役所職員からバカにされる程の待遇で
頑張ってきました。
立ち上げの時の不甲斐ない体たらくから、
そうせざるを得ない側面もあったでしょうが、
泥縄式で対処したA社も貧乏くさい。
頑張っても頑張っても報われない環境だった
のです。A社側だって、僕個人の頑張りには
報いれないという現実がありました。
それを知らずに突っ走ってしまった。市役所
警備立ち上げの功績はあっても、周囲から
見ればただの煙たい一兵卒です。
僕はその気持ちのままB社へ転職します。A社で
できなかった事をする、と某アニメをもじった
警備補完計画を遂行すると意気込んでいました。
B社にしてみれば、いいカモが来たと思った
でしょう。僕は搾取されるばかりでした。
B社・C社と報われない、理不尽極まる目に
逢いました。それも自分が望んだものだった。
人間の信念が未来を創っていく、という心の
法則のようなものがあります。警備で闇雲に
頑張る、という信念が相応の未来を引き寄せた。
理不尽な偶然の様に見えて、自分の信念が
引き寄せた「必然」だったのです。
徹底的に痛めつけられて、やっと方向転換に
気づきました。カテゴリ「暗中模索編」で。
こうなる前に、もっと早く気づくべきだった。
警備で闇雲に頑張るより、別の環境を捜すべき
だった。
現在の延長だけ見て突き進むのではなく、別の
方向へ舵を切るべきだったのです。
僕が警備業界からの脱出に時間がかかったのは、
上記の要因があると観ています。
本ブログに訪問される人は、僕のように鈍くさく
ないので、もっと要領良くやれるはずです。
そこで一つ、当時の自分に問いただしたいのは
「その環境、本当に望むもの?」という
願望(信念)の吟味。
一見好待遇に見えたB社だけど、これがずっと
続くのか?この延長上に僕の人生の幸せがある
のか?心の奥の声は違っていたのです。
B社転職時、警備だけにのめり込むのではなく、
警備以外の仕事に対してもアプローチを始める
べきだったのです。自分の人生の幸せのために。
もっと言うなら、B社がリーマンショックで
ブラック企業の正体を現した時点で、見限り
職業訓練に行くべきでした。
今頑張って取り組んでいる仕事に、望むような
価値はない。これに気づくべきでした。
結論として、恵まれたような環境であっても
「違和感」を感じるようなら、立ち止まって
信念の吟味をお勧めします。
違和感は、自分の心身コンディションが良い時
に感じたものがベスト。そう、心地良い状態で
気付いたものが精度が高い。
努めて心地よい状態で、コンディションを整え
自分の内なる声を感じるようにしましょう。
心身共にカツカツは、貧すれば鈍すになります。
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