の女性警備員の紹介をしましたが、その方と
双璧をなす女性警備員がいました。
今回は女性の社会進出に伴い、警備はどう
なっていくのか、どうあるべきかについて
考えていきます。
僕が最初に就職した警備会社A社。そこで
最初に交通誘導警備に従事しました。
上記の記事はその頃のエピソードですが、
もう一人、ライバルとなるもう一人の
女性警備員。Uさんと呼んでおきましょう。
実力は甲乙つけがたく、交通誘導警備にて
現場の女性エースを張っていました。当時
交通誘導2級を持っていたようです。
年齢も同じくらいだったでしょう。それ故?
現場で二人を組ませないといった、暗黙の
ルールが存在していたようです。
Uさんの声はソプラノで良く通り、横柄な
ドライバーに一喝するような女傑でした。
Uさんは、イベント警駐車場警備の総括も
することもあり、捌けた指揮を取っていま
した。その時のエピソード。
Uさんが、ある年配男性隊員に無線で食事を
取るよう指示しました「〇〇、飯食え」
すると男性隊員は、まだ車が流れているのに
いいんですか、と聞き返します。
Uさん「お前なんかいても居なくても一緒。
とっとと飯食え」と一喝。そこまで言う( ゚Д゚)
話は脱線しましたが、外で働くのが好きで体力が
あるという条件をクリアしても、女性隊員はトイレ
などのインフラの有無が活躍の鍵になったりします。
A社もその辺は配慮していたようですが、
人が足らない時期はそれも厳しい。ただ結果を
出している隊員には配慮せざるを得ません。
そんなハンデを乗り越えて、長く続けたベテラン
は、昭和の婦人警官のような威厳をまといます。
僕が見て来た女性警備員の特徴で光るのが、
仕事を粗末にしないというもの。与えられた
ミッションを確実にこなし、手を抜かない。
警備業、それも交通誘導警備と言うだけで
女性にとっては敷居が高いでしょう。それを
乗り越えて活躍するのは精鋭に違いない。
今後、女性の社会進出に伴い女性警備員が
活躍する場も増えていくでしょう。特に
施設警備は期待大と思われます。
商業施設などは接客の要素も多く、
デリケートな問題への対応も求められます。
こう言った施設などでは、制服もソフト
路線であることも多く、威圧感の少ない
ものであるようです。
また交通誘導の中でも、歩行者誘導では
女性が活躍する要素も大きいですね。
男性警備員が威圧感を与えてしまい、
トラブルになるような現場でも、女性なら
上手く対応できる可能性があります。
その際難しくなると思われるのが制服。
さっきソフト路線の話をしましたが、
警備員と分かる制服である必要があります。
警備員は権限はないけれど、権威がある。
以前の記事で書きました。この権威を
損ねるものであってはならないのです。
権威が、警備という仕事に対する責任感を
生むわけです。かといって女性にとって
使いにくいものではいけない。
僕の住んでいる地域の商業施設では、女性
警備員(受付も兼任)は、ガウチョパンツ
を採用していました。しゃがむ時があるから。
権威と女性にとって使い勝手を両立した制服が、
これからは主流になっていく、そう思います。
警備は野郎だけの職場ではないようです。
アンケートサイト i-Say
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