でしょうか。ぼくはかつて満足していました。
施設警備、それも市役所警備を立ち上げて
成果を出した。警備こそ天職だ。
底辺職と揶揄され、ワーキングプアと
言われながらも満足でした。これまで仕事で
評価されたことはなかったのですから。
しかし一定の成果を出すと、このままで
いいのだろうか、という疑念が湧いてきます。
親戚からも「警備員じゃな〜」と言う声も
聞こえる。
数年後、入札に負け市役所撤退後干された
事により、その思いは大きくなっていき
ました。
全国規模のビル管理会社に転職し、待遇が
良くなったと思いきや、リーマンショックで
ブラック企業の本性を現す。
僕の10年間あった警備キャリアの中で、
平和で不満の少ない時期は2〜3年くらい。
その他は常に葛藤や不満が渦巻いて、決して
いい顔をしていなかったと思います。
僕と同じ境遇にいる人も少なくないかも。
そういった皆さんに言いたいのは、不満を
抱く事は悪くない、という事。
逆に満足してしまう環境は、いつの間にか
ゆでガエルにされるかもしれない。
もう少しましな環境を・・・と志して行動に
出る人は一歩も二歩もリードしている。
周りを見て下さい、そういった不満のはけ口
に用意されたマーケティングにハマっている人
の多いこと。
具体的には飲む・打つ・買う&会社の批判。
使う側が今の環境にしがみつかせるための
戦略とさえ勘ぐります。
上記の行為をやめろとは言いませんが、これを
減らしてもっと人生において生産的なことに
注力しませんか?
でも今の時代恵まれているのは、ネットの発達
とスマホの普及で、外の世界を垣間見るのが
容易になっていること。
施設警備の当務、夜の暇な時間にビジネス系
の動画を見て、副業を始める人もいるでしょう。
不満を原動力に、コツコツ努力を始める人が
増えてきているような気がします。
副業にしろ転職にしろ、新たな生き方の実験
(挑戦)なのです。リスクヘッジをしっかり
して行うなら、何度でもチャレンジできる。
ある老人施設で、これまで一番後悔したこと
は何ですかという調査があったそうです。
一番多かった答えが、もっと挑戦すれば
よかった、というもの。
挑戦といってもいろんな規模があります。
失敗して破滅するような挑戦ではなく、
小さくても生き方の実験をするならそれも
挑戦でしょう。
不満があるなら、飲む打つ買う&会社の批判
ばかりではなく、別の生き方の実験を模索
してみる。
これが使う側の戦略にハマらない秘訣であると
思います。不満を上手に消費させて別の生き方に
気づかせない。
不満であっても、現状を変えるエネルギーと
なり得るものです。その使い方や方向性を
コントロールする術は必要です。
DHAサプリメント「きなり」
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