怒られる事について続けます。
昨日の記事では外部からの攻撃について
、身内である組織のフォローが重要と言い
ました。
今日は身内からの攻撃、会社の上司から
理不尽に怒られる事などについて書いて
いきます。
これは外部からの攻撃より厄介です。クレーム
で血だらけになった心に塩を塗り込むようなもの。
トラブルに対しては「怒る」ことよりも、仕組みで
防げないかと考えるのが、動画主さんの考えです。
もちろん本人のミスで怒られるのは当然、という
考えがあってもおかしくない。特に警備は他人の
生命や財産を守る仕事です。
警戒棒やマスターキーを紛失するような事案は、
それなりの罰や処分があって当然です。
取り返しのつくようなミスに対しては、
対処の仕方が上司の価値を決める。仕事
をしていればミスはつきものです。
カテゴリ「施設警備2〜市役所迷走編」で
警備日誌を管財課に上げるのを遅れたトラブル
を聞いたA社社長「全員替えろ」
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」の
B社で、深夜のトラブルで電話して来た僕に
切れて基地外のようにガナるB社隊長。
ミスをして怒られるのも気持ちのいいものでは
ありませんが、警備では仕組みで改善していこう
という気よりも、叩けばいいという考えが主流。
動画主さんも、怒られると思考のパフォーマンス
が落ち生産性が落ちる事を懸念しており、そんな
会社は辞めるべき、という考えでした。
ミスした部下を叩いて良くなるなら、いくらでも
叩けばいいのです。怒りで部下を叩いて良いと思う
上司の根底には、どんな考えがあるのでしょうか。
自分が責めに任ずる者、いわゆる責任者の職責
に耐えられない、というのが本心でしょう。
だったら人を使う資格はない!
「立場が上なら何をしてもいい」
「給料払っているなら、何を言ってもいい」
こんな考えが、ブラック企業を中心に根付いて
います。特に警備は体育会系の組織です。力で
相手を抑えた者勝ちな風潮があります。
加えて前にも書きましたが、警備はギリギリ
堅気の仕事です。ということは一歩間違えば、
与太者の世界になってしまう。
上記から怒りの叱責の延長に、何があるのか
想像できた人もいらっしゃるでしょう。
それは「復讐」です。恨みを買えば禍根が
残り報復を呼びます。実際報復はなくても
組織が変な方向へ向かうのは間違いない。
上記カテゴリのB社は、解雇されたであろう
元隊員の、職場の暗黒部を暴露したインター
ネット掲示板の書き込みで職場転覆。
怒りによる部下の支配は巡り巡って、
我が身や組織に跳ね返る事を知るべきです。
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