警備でない環境で働く自分をイメージする。
これがおぼろげにでもできれば、第一歩は
成功です。自分が警備員でなかったら、
何が（実現）できるのか。
収入はともかく社会的ステータスを上げたい。
警備員は底辺の職業でないけれど、響きがイヤ。
僕も最初はそうでした。だけれども、本質は
そうでもなかったのです。
警備服を着て仕事に従事する、この縛りが
嫌だったのです。似たような仕事、例えば
守衛職や管理人でも良かった。
前にも書きましたが、警備服は権限はなく
とも、権威があります。警察官と間違えられる
事もしばしば。
施設警備では、施設の顔として、そして会社の
広告塔（言い過ぎか）として立哨します。
このプレッシャーというか、重さは独特です。
一挙手一投足が注目の的に。そこへクレーム
の矢も飛んでくる。
警備も気楽な稼業ではない事は、皆さんも
理解されていると思います。特に２４時間
拘束の当務は、精神的にも疲れます。
そこから解放されて、何がしたいのか。
これをまずイメージする。
警備服を着ていない自分が、何ができるのか。
どんな仕事でやっていけるのか。
警備服の権威で、自分は仕事ができると
勘違いしている人もたまにいます。これが
隊長クラスだと部下は悲劇です。
警備服でないなら、別の制服か、作業服か
はたまたスーツか？いろんなイメージが
あります。
その環境でやっていける見込みがあれば、
転職も悪くない、そう思います。
良くないのは、警備が嫌で辞める事が
ゴールになってしまい、上記イメージが
ないまま転職活動してしまう。
自分が警備員でなかったら、警備服の縛り
がなかったら、どんな事で活躍できますか？
警備の延長上でイメージしやすいのが、監視
業務。例を挙げると、ダムの監視、不法投棄の
監視、セルフスタンドの夜間監視・・・
施設警備の延長のような業務や、機械警備の
機動のような監視業務があり、さまざま
です。
高望み（収入の大幅増）をしなければ、
捜せば意外とあるものです。但し地方では
丹念に捜す必要があります。
自分のやりたい仕事に、警備服を着ないで
従事しているイメージを重ねてみる。
個人的なお勧めは、収入はほぼ現状維持
でも、労働時間が減る職場環境ですね。
当務は仮眠時間も拘束されていますから。
警備は当務も含め、拘束時間が長いから
イヤ、という人もいるでしょう。
似たような仕事で、拘束時間が減らせれば
ワークライフバランスの向上に繋がります。
必ずしもイメージ通りにはなりませんが、
当たらずとも遠からずにはたどり着ける
はずです。
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