人事上の采配で、誰かを減らすまたは
交代させるといった悩ましい決断が。
ゼロサムゲームよろしく、誰かの利益を
護るために誰かに泣いてもらう。
人事について、あっと驚くようなもので
あっても、水面下でシナリオが
進められた結果という話をします。
知り合いの職場で、公募がありました。
知り合いは上司と仲が悪く、パワハラ
を受けていたようです。
能力が低くてパワハラを受けている、と
いった訳ではなかったようです。
要は直属の上司とそりが合わなかった
模様。これは本人の努力を超えた運不運
の要素も大きくなります。
結局知り合いは公募で不採用となりました。
非正規雇用とはいえ、この不採用は痛い。
公募数か月前から、上司とのそりの合わなさ
を愚痴っていました。なんとなく不採用に
なるのを感じていたのでしょう。
人事権を持っている上司の気に食わなければ
排除される現実。採用を決める管理者に、
生殺与奪権を握られた側の悲劇です。
このように、気に食わないから切れという
人事上のシナリオは、数か月前からできて
いた可能性が。
この流れにハマると、覆すのは至難の業と
なるようです。公募前に管理者たる上司が
変われば、まだ望みはあるでしょうが。
もし自分がターゲットになってしまったら
どうするか?排除の対象に。
予兆を感じた時点で、他の職場を水面下で
捜すしかなさそうです。
不採用→「あっそうですか、他の職場に
決まったのでどっちみち辞めます」
てな事になれば、溜飲が下がるもの。
警備になると、もっと手の込んだ事を
したがる輩がいるようです。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社時代、二人の隊員のクビを切る大ナタ
を振るった所長&隊長。
クビ対象の副隊長には、厳しく出る一面
もあったものの、失敗を黙認するなど
ちぐはぐな管理も散見。
それでも水面下で排除のシナリオが進行中
だったようです。詳しくは闇の論功行賞
(前編・同後編)を参照下さい。
既存の従業員を減らす、または交代させる
にはそれなりの客観的基準がないと、働く
側のモチベーションに影響します。
警備時代、同じ施設で働く清掃業者さんが
人員削減をしなければならなくなった。
悩んだ責任者は、苦渋の決断をしました。
職場に遠い人から辞めてもらった。
清掃業務は朝が早いこともあり、遠距離
通勤はかなりの負担です。
禍根を最小限にしようとする責任者の配慮
が見て取れます。
警備業界も、転職しやすい環境ではある
とはいえ、あまりにも配慮を欠いた排除は
禍根が残る事を知るべきでしょう。
逆に働く方も、禍根が残る強引な辞め方
をすれば、業界内で働きにくくなります。
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