入札が行われます。
警備員をしている知人に聞くと、今いる
施設が入札に負け、来月からチェンジ。
見の振り方を思案中とのこと。
新しく取った会社は、知人がかつて在籍
していた会社です。
3年前、今の会社が落札したので移籍して
同じ現場に残った。
今回は以前の会社が取り返した形になり、
希望すれば移籍して制服が変わるだけで
済むそうなのですが・・・
ここで彼が悩んでいる事は何でしょうか。
それは、給料が下がるということ。
彼が今の会社に移籍した理由は、給与面が
第一でした。
やる事は同じなら給料が高い方がいいに
決まっています。
前に居た会社に戻れば、月5万!も給料が
下がる。交通誘導2級検定も持っているのに。
なので今の会社で別の現場に行けないか、
模索している最中との話。
加えて人間関係も今の会社の方が良く、
元の会社に戻るメリットは少ない。
このように入札の狭間で揺れている、
警備員さんは少なくないと言えます。
それも、2級検定所持者クラスで
そこそこ現場を選べる隊員の悩み。
警備員としては、ある程度勝ち組に近い
存在です。
業界内に知り合いもおり、何処の現場が
取れたとか、情報も迅速に入ります。
このレベルになると、如何に条件のいい
現場で仕事をするか、これがテーマです。
もう一つ、辞めて無職になる選択肢も
あります。これについて彼曰く
他の隊員は入札に敗れた時点で、解雇
予告通知が来た。自分は来ていない。
これでは自己都合退職になり、後々不利
な状況です。
失業認定されてから、三か月持ちこたえる
生活費がないと言っていました。
今後新型コロナウイルスの影響は、警備
業界にも押し寄せてきます。
もし、職を失う状況になってしまうなら
会社都合退職には持ち込みたいところ。
これからの時期、転職環境は厳しさを
増してきます。
失業給付を貰うにしろ、職業訓練に
行くにしろ、制度としてのセーフティー
ネットを上手に使う必要があります。
上記については、過去の記事ですが、
会社都合退職への道(前編)・(後編)
が参考になると思います。
入札に負けた時のリスクヘッジが出来て
いるかどうかが、危機管理意識の高い
警備員の面目躍如といったところ。
よりよい現場を目指して、上方転職
するようなら、してやったりです。
その他に、上司もしくは業界での事情通
いわゆる力のある人を頼りに、おいしい
現場に移籍する方法もあります。
新しい職場を紹介してくれる人が、人間
として信頼できるか見極めたいところ。
人間性やこれまでの足跡も見逃せません。
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